銚子ジオパークの拠点施設 銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、千葉県銚子市八木町にある博物館です。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、銚子の大地の成り立ちのほか、それにかかわる人の暮らしや歴史、銚子の自然などを学ぶことができる博物館です。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、廃校になった中学校跡地を再活用した博物館です。行政主導ではなく、地域住民自らが主体となって運営しています。市民がジオパークに対して強い愛着と誇りを持っていることを示しています。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、国道126号から脇道に入ったところにあり、看板がわかりづらいので、見落として素通りしないよう注意が必要です。駐車場が併設されているので、車でのアクセスは、しやすい立地にあります。

銚子ジオパークミュージアム

館内に入ると、下駄箱の上には豊岡村役場の看板が置かれていました。豊岡村は、かつて千葉県海上郡に存在した村で、1956年に銚子市に編入合併されました。看板は、豊岡地区の歴史を伝える資料として、展示されているようです。

銚子ジオパークミュージアム

置かれているテーブルと椅子は、かつて中学校の教室で使われていたものと思われるものが並んでいます。テーブルと椅子は、ここが中学校だったという歴史を感じさせる貴重な存在です。実際に生徒たちが座って授業を受けていた姿を想像すると、感慨深いものがあります。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムのある建物は、銚子市地域交流センターとしても機能しています。銚子ジオパークミュージアムの他にも、考古資料展示室や地区集会室も併設しています。

銚子ジオパークミュージアム

「ジオパーク」は、地球の営みを理解することができる地質や地形が守られ、地質遺産の活用を通して地球や地域のことについて知り、未来のために我々自身がどのように行動することが必要なのかを考えることができる地域のことをいいます。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、銚子市全域を対象エリアとする「銚子ジオパーク」の拠点施設です。ここでは、岩石や化石などを展示していて、銚子の大地の成り立ちや、人々の暮らしの歴史について学ぶことができます。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムの展示は、パネルによる解説が中心で、銚子市ので採掘された石や岩が時代別に並んでいます。

銚子ジオパークミュージアム

一部の岩石は、実際に触れることができます。岩石を実際に触ることで、その質感や重厚感を肌で感じることができ、写真や説明文で見るだけでは得られない貴重な体験です。

銚子ジオパークミュージアム

展示室の一画には、クジラの化石が展示されています。この化石は大きなクジラの一部ですが、このクジラの化石から伝わってくる太古の息吹を感じながら、地球の歴史や生命の神秘について思いを馳せるのもよいですね。

銚子ジオパークミュージアム

銚子群層は、日本国内でも有数の白亜紀地層で、豊富な化石を産出することで知られています。その地層からは様々な化石が発掘されていますが、銚子で発見された最大級のコハクは必見です。

銚子ジオパークミュージアム

施設内にはマップやガイドブック、銚子ジオパークを回るのに役立つ情報や冊子が用意されています。ジオパークの見所を紹介するパネルの地点を回れば、銚子の自然や歴史、災害対策などについて学ぶことができます。

銚子ジオパークミュージアム

銚子CEOカルタは、銚子の歴史、文化、自然、産業などをテーマとした銚子市の魅力を伝えるカルタです。銚子CEOカルタは、単に遊ぶだけでなく、銚子市のことを学ぶきっかけにもなります。読み札に書かれている詩やイラストから、銚子の様々な魅力を知ることができます。カマボコ板で作られているのもユニークです。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、中学校の面影を感じることのできる、銚子市の魅力が伝わる博物館です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。