富士山を神として祀る浅間神社 新倉富士浅間神社

新倉富士浅間神社は、山梨県富士吉田市浅間にある神社です。

新倉富士浅間神社

705年に創建された新倉富士浅間神社は、新倉山浅間公園内に鎮座する歴史と由緒ある神社で、災除け、家庭円満、安産、子育ての神として広く信仰を集めています。

新倉富士浅間神社

新倉富士浅間神社は、富士山そのものを神として祀る浅間神社の一つとして、多くの崇敬を集めています。正面に本殿、本殿に向かって右側に神楽殿、左手前には手水舎と社務所がありました。

本殿

1,300年という長い歴史を持つ由緒ある新倉富士浅間神社の本殿には、獅子や象などの様々な彫り物が豪華に飾られ、威厳を感じます。社殿は、拝殿や本殿などと一体になっている造りですね。

飲食店

神社の周辺は細い道が多くあり、訪れた時は迂回路に誘導されました。ソフトクリームなどを販売するお店が神社に隣接し、時間帯によっては、境内に移動販売車も来るそうです。

西参道

駐車場は神社の西にあり、比較的急峻な階段を登って境内に行くことができます。

大鳥居

南に迂回すると、大鳥居と表参道がありました。

807年に富士山の大噴火があり、国土安泰を祈願する富士山鎮火祭が執行され、新倉富士浅間神社は当時の天皇より「三国第一山」の称号を与えられたそうです。そのため、現在の大鳥居にある勅額(扁額)には「三国第一山」と書かれています。

富士山

神社の魅力の一つは、境内から見える富士山の美しい景色、思わず息を呑んでしまうほどの美しさですね。境内には、富士山の方向を向いたベンチが置かれ、最高のビュースポットとなっていました。

社務所

社務所は、訪れた8時台はクローズドでしたが、下山した9時台はオープンしていました。御朱印は通常版の3種類の他に、展望デッキからの富士山を描いた桜バージョンと雪バージョンの2種類があり、合わせて5種類頒布されているそうです。全て集めれば、ご利益も沢山ですね。

塩釜神社

神社の境内には、荒濱神社や塩釜神社などの境内社が鎮座し、子育て神木と呼ばれる大樹や、美しい参道と石段などの見どころが沢山あり、観光には外せないスポットです。

散策路

神社の先には、忠霊塔(五重塔)や展望デッキがあります。参拝者は、神社をお参りした後に、展望デッキからの富士山を眺めを堪能しているそうなので、今から行ってみたいと思います。

それでは、また。