すっかり辺りが暗くなった 信州善光寺

信州善光寺は、長野県長野市元善町にあるお寺です。

駐車場

善光寺に到着した時は16時を過ぎていて、そろそろ暗くなる時間帯になっていました。真っ暗になる前に、参拝と観光をすべく早足で見て回ります。

つばめ池

かつての善光寺にはつばめ池と蓮池の二つの池があり、昔は貸しボートがあって楽しむことができたそうです。蓮池は埋め立てられ現在の駐車場に、つばめ池は観光地要素のない簡素な真四角の池になっていますね。

迷子郵便供養塔

迷子郵便供養塔は、郵便物のあて名や返送先に誤りがあり配達不能になった郵便を供養するために作られたそうです。

迷子郵便供養塔

郵便には人の手がこもっているので供養する必要があるそうです。

日本忠霊殿 (善光寺史料館)

鉄筋コンクリート造りの三重塔の日本忠霊殿 (善光寺史料館)は、戦没者を祀る日本唯一の仏式による霊廟です。一階には善光寺史料館が併設され、御朱印を頂くこともできるそうです。

本堂

「一生に一度は善光寺参り」と江戸時代から伝えられている善光寺。年間を通してたくさんの参拝客が訪れ混雑しゆっくり見れないようですが、さすがにこの時間になると、人影は少ないですね。

善光寺からの眺望

本堂では、御本尊の真下を通る一寸先も見えない暗闇の真っ暗な通路を進み、極楽の錠前を探る「お戒壇巡り」の体験ができます。御本尊と結ばれた錠前に触れられるのは貴重な体験ですね。

常香炉

常香炉の上には獅子舞が乗っています。線香もくもく焚かれると、獅子舞が煙を吐くように見えるそうです。

山門には、通称「鳩字の額」といわれている額が掲げられています。この額に書かれた「善光寺」の文字には5羽の鳩が隠されていて、とても有名です。近寄って見てみると、かわいい鳩がいるのが分かりますね。

仁王像が配置された仁王門です。左側に阿形像、右に吽形像が置かれた配置は、通常とは逆だそうです。

三面荒神

仁王像の背後には、三宝荒神と三面大黒天が配置されていました。夜になるとライトアップされるようですね。

仲見世通り

仲見世通りは、周辺が暗くなる中、まだ営業していますね。店舗の灯りに温かみを感じます。

長野といえば、野菜を小麦粉で包んだおまんじゅうのおやき、しっとりもちもちの新感触のぬれおかきなどが人気があります。日中であれば食べ歩きするのも良さそうですね。

善光寺

遠くに厚い雲が立ち込めているのが見えます。善光寺では、まもなく夜の帳がおりるようです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。