湧水の出るこの地に古くから祀られた神社 貫井神社

貫井神社は、東京都小金井市貫井南町にある神社です。

貫井神社

貫井神社は、創建年代は不詳ながら、湧水の出るこの地に古くから祀られた神社です。元は貫井弁財天と称していましたが、際神仏分離令により1875年に厳島神社と改称、その後貫井神社に改称されました。

貫井神社

貫井神社の裏手には国分寺崖線があり、そこからは湧水が絶えず流れ出ています。そのため、境内には湧水池があり、階段の右手前の入口付近にも小さな池があります。貫井神社は、湧水が潤沢に存在しています。

貫井神社

小さな池の左には石段があります。石段のすぐ先には鳥居があります。鳥居からは参道がまっすぐと伸び、拝殿が見えています。

貫井神社

貫井神社の鳥居の扁額には「貫井神社」と書かれています。美しく輝く白色の鳥居は、夕暮れの太陽の光を反射し、わずかに赤みがかっています。

貫井神社

貫井神社の拝殿は間口5.46メートル、奥行3.64メートル、本社は間口・奥行ともに5.46メートルです。貫井神社は、神社の方が常駐しているわけではなく、同じく小金井市にある小金井神社の兼務社となるので、御朱印が必要な場合は確認が必要です。

貫井神社

貫井神社の西側には階段があり、ここを登ると貫井神社の全体を俯瞰することができます。また、不動明王堂、愛宕神社、八雲神社にもアクセスできます。

貫井神社 不動明王堂

貫井神社 不動明王堂は、不動明王の絵や仏像などが安置されています。毎年1月28日の「初不動の日」には、御焚上げが行われます。

貫井神社 八雲神社

さらに進むと、愛宕神社や八雲神社があります。八雲神社のある周辺の空間は、とても静かで落ち着きます。辺りは雑木林に覆われ、神聖な空気が漂います。

貫井神社

貫井神社の裏手には、小金井(黄金井)の地名の由来となった湧水もあり、こちらも貫井神社の見どころの一つです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。