川越氷川神社は、埼玉県川越市宮下町にある神社です。
川越氷川神社は、縁結びの神様として広く知られる神社です。歴史は古く、夫婦の神様とそのご子孫の神様をお祀りしていることから、良縁を祈願する人々が多く訪れます。地域の人々から「お氷川様」と親しみ深く呼ばれています。
川越氷川神社 大鳥居は、境内の入り口に大きくそびえ立つ鳥居です。木製の鳥居としては日本最大級の大きさです。高さは約15メートルで、平成のご大典奉祝行事として建立されました。扁額の文字は勝海舟の筆によるものです。
川越氷川神社の南側、上尾川越線沿いにも鳥居があります。訪れた11月4日は、縁日が行われ屋台が出るなどして、活気が溢れています。
川越氷川神社 本殿は、江戸後期に建立されました。本殿は、7年の歳月をかけて、木の良さを生かした江戸彫とよばれる関東特有の精緻な彫刻が全面に施されています。本殿は県の重要文化財に指定されています。
川越氷川神社には、数多くの摂社・末社が祀られています。護国神社は、西南戦争以降の川越出身の戦没英霊を祀る神社です。毎年4月に例祭が行われます。
柿本人麻呂神社は、歌道・学問に優れた柿本人麻呂を祀る、全国でも珍しい神社です。子孫が戦国時代に川越に移住してきたことから祀られるようになりました。歌道・学問の神様、安産・火防の神様として古くから信仰を集めています。
境内は、樹齢500年を超える欅のご神木をはじめとする樹々が生い茂っています。古木の葉がそよぐ音、鳥のさえずり、そして神聖な空気が漂う境内は、訪れる人の心を穏やかに包み込みます。まるでタイムスリップしたかのような、どこか懐かしさを感じさせる、四季折々の美しい風景が広がります。
川越氷川神社は、夏になると境内に多くの風鈴が飾られ、涼やかな音色が訪れる人の心を癒します。風鈴の響きは、夏の暑さを忘れさせてくれます。
舞殿は、神社の本殿の前に設けられた、神楽を舞ったり、神前に奉納する儀式を行うための場所です。川越氷川神社の舞殿は、建立以降、長い歴史の中で数々の神事が行われてきました。
川越氷川神社では、様々な種類の縁結びのお守りが販売されています。その中でも、「鯛みくじ」は、とてもユニークで人気のあるおみくじです。
鯛みくじは、まるで釣りゲームのように、手で引くのではなく、専用の釣り竿を使って釣り上げる、一風変わったおみくじです。
赤い鯛の「一年安鯛みくじ」は、一年を通して安泰を願う人におすすめです。
一方、ピンク色の「あい鯛みくじ」は、可愛らしい見た目が特徴で、恋愛成就を願う人々に人気を集めています。
その他にも、季節によって白や青、黄、緑などの限定色が仲間入りするそうです。まるで自分だけの特別な鯛を探す宝探しのようなワクワク感も魅力の一つです。
今回は、一年安鯛みくじを一つ購入しました。川越氷川神社の鯛みくじは、見た目も可愛らしく、釣るという体験も楽しく、またおみくじの内容も気になります。
川越氷川神社は、縁結びの神様として有名な、歴史と自然が調和するパワースポットです。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。