奈良公園は、奈良県奈良市雑司町にある公園です。
奈良公園は、奈良市街の東一帯にあり、春日大社、興福寺、東大寺の広々とした境内を含む、東西約4キロメートル、南北約2キロメートルの広大な公園です。

奈良公園には鹿がいることで有名ですが、実はこの鹿は野生の鹿で、動物園のように飼われているわけではないそうです。
春日大社創建の際に、茨城県の鹿島神宮からやってきたと伝えられています。

江戸時代から、鹿せんべいは鹿とのふれあいのために与えてきたらしく、今では歴史的背景をもつ文化となっています。
鹿せんべいを買って餌として与えれば、見事に集まってきますね。

園内には1200頭以上の鹿がいて、餌をもらおうとするときに、お辞儀をしているように見える習性があるそうです。
鹿が人間が餌をもっているかどうかを遠くから確認しつつ、鼻を効かせてこちらの様子を伺っていますね。

この距離で鹿と触れ合うことができるのは、奈良公園ならではだと思います。

日向ぼっこしてお昼寝している鹿を見ると、なんだかほっこりしますね。

奈良公園では10月に「鹿の角きり」の行事が開催され、とても見応えがあるそうなので、次回この時期に来てみたいですね。
それでは、また。