国指定天然記念物ムジナモが住む沼 沼羽生水郷公園 水鳥の池と宝蔵寺沼

羽生水郷公園 水鳥の池と宝蔵寺沼は、埼玉県羽生市三田ケ谷にある池と沼です。

水鳥の池

水鳥の池と宝蔵寺沼は、さいたま水族館の近くにある池と沼です。池周りには散策道の木道があり渡りながら、水鳥や水生植物などを観察することができるようになっています。

水鳥の池

水鳥の池からは、その反対側にけやき広場を見ることができます。散策道を左回りに進むと、今度は右手に宝蔵寺沼が見えてきました。

宝蔵寺沼

宝蔵寺沼(ほうぞうじぬま)には稀少種の水生食虫植物ムジナモが自生しています。ムジナモは、日本国内ではここにしか棲息しておらず、非常に希少な食虫植物の水草で、肉食なので、ミジンコやボウフラなどを捕食して食べるそうです。

水鳥の池

国指定天然記念物に指定されている「ムジナモ」が見られる宝蔵寺沼。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

ヘラブナやワカサギ釣りのメッカ 円良田湖 羅漢岬

円良田湖 羅漢岬は、埼玉県大里郡寄居町末野にある岬です。

円良田湖

円良田湖は、1955年に竣工した灌漑(かんがい)用の人造湖です。周囲は4.3キロメートル、湖面積11万平方メートル、湖面標高156メートルのローカル湖です。4月から6月はヘラブナ釣り、11月から3月はワカサギ釣りのメッカとして釣り客で賑わいます。ハイキングコースとしても人気があります。

円良田湖

管理事務所では、釣りの方法を詳しく教えてくれるため、初心者でも釣りを楽しむことができると評判です。観光売店では地元野菜やお土産を買うことができますが、訪れた時は雪が降りしきる真冬の時期だったので、誰もいませんでした。

円良田湖

円良田湖の東側に位置する羅漢岬湖のほとりには東屋があります。ベンチやテーブルが設置されています。雪が降り、溶けてベンチが濡れているので座れませでしたが、自然環境が素晴らしい円良田湖の春の新緑と秋の紅葉をここからぼーっと眺めることができたら最高ですね。

円良田湖

現在は農業用水として利用されている円良田湖の湖面はとても静かでまるで鏡のようです。訪れた時は大通りの広木折原線は工事中だったので、湖の東側を通る細い林道を抜けてきましたが、羅漢岬で湖を眺め、近くにある第7駐車場でゆっくりと休憩をすることができました。

円良田湖

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。

鳴かずの池 カエルが住み着かない 弁天沼

弁天沼は、埼玉県東松山市岩殿にある沼です。

弁天沼

弁天沼は、巌殿山正法寺(巌殿観音)の参道を下った先にあり、周囲を里山に囲まれた沼です。

案内板

のどかな景観の中にある弁天沼ですが、岩殿山に住む悪竜を退治し、その首を埋めたところにこの沼ができたと言われています。カエルが住み着かないところから「鳴かずの池」と呼ばれています。訪れた時にはカエルはいませんでしたが、実際にはカエルはいるそうです。

架橋

弁天沼の中央には小島があり、そこには朱色の橋が架けられています。色が鮮やかな朱色なので、最近、修繕され色が塗られたようですね。背景は山里で沼は地味な茶色なので、朱色がとても映えて沼全体が美しく見えます。

弁天

こじんまりした沼の真ん中にある小島と弁天さまは味のある景色を醸し出し、とても静かで心が落ち着く空間ですね。

眺望

弁天さまのある小島の周囲は沼になっていますが、冬の時期は「かいぼり」が行われ、水が少なくなっているようです。

弁天沼

弁天沼は少し傾斜があるのか、東側は水が少し残っていますが西側は干上がっていました。

弁天沼

カエルが住み着かないところから「鳴かずの池」と呼ばれる弁天沼。

次回は、カエルを見つけに来てみたいですね。

それでは、また。