今につながる縄文の世界 釈迦堂遺跡群

釈迦堂遺跡群は、山梨県笛吹市一宮町千米寺にある史跡です。

釈迦堂遺跡群

釈迦堂遺跡群は1980年に中央自動車道建設工事に先立って、延べ2万人が参加して発掘調査が行われた遺跡群です。旧石器時代、縄文時代、古墳時代、奈良時代、平安時代の住居や墓などの遺構(いこう)、および多量の土器、石器などの遺物が発見されました。

縄文の森公園 散策路

釈迦堂遺跡群は釈迦堂遺跡博物館の南側にある縄文の森公園へ通じる散策路の先にあります。

ふえふき情報スポット案内

釈迦堂遺跡群は高台にあるので通り抜ける風がとても気持ちよく感じます。笛吹市が一望できる散策路はオススメですね。

釈迦堂遺跡群 中期中頃の住居址

釈迦堂遺跡群には、縄文時代の建物跡から推定した前期や中期などの復元住宅の住居址模型がありました。釈迦堂遺跡群で発見された縄文時代の遺構・遺物(いぶつ)は豊富で学術的価値も高く、調査中から全国的にも大変注目され、連日のように多数の見学者が訪れたそうです。

縄文の森公園

4500年前に生きた縄文人に思いを馳せることのできる釈迦堂遺跡群。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

旧道の面影が残る国の史跡 小仏関跡

小仏関跡は、東京都八王子市裏高尾町にある史跡です。

小仏関跡

かつて小仏関所は小仏峠に設けられていましたが、重要関所となり現在地に移されました。当時、最も堅固といわれた関所です。石碑の前には旅人が通行手形を置いた手形石と手を添えた手付石が置かれ、関所の様子を知ることができます。

小仏関跡

小仏関所は1869年に廃止され、建物は取り壊されました。1888年に甲州街道は小仏峠を通る道から現在の大垂水を越える道へ路線変更されましたが、旧道を保存しようという気運が高まり、関所跡は1928年に国の史跡に指定されています。

周辺は梅の名所としても知られ、ハイキングの人たちで賑わいを見せています。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

現在は更地 ペリー来航を駆け込み知らせた史実 浦賀奉行所跡

浦賀奉行所跡は、神奈川県横須賀市西浦賀にある史跡です。

浦賀奉行所跡

浦賀奉行所は、江戸を往来する船の検査や、現在の税務署・裁判所・警察署・海上保安庁などの仕事をしていました。1853年6月、ペリー艦隊が浦賀に来航した際に、最初に黒船を発見した人が急いで浦賀奉行所に走り伝えたそうです。

案内板

しかし、現在は取り壊されて何もありません。金網で覆われて中には入れず、説明板だけ置かれた更地になっていました。

浦賀奉行所跡

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。