歴史 自然 猫を楽しめる魅力的な神社 山梨縣護國神社

山梨縣護國神社(やまなしけんごこくじんじゃ)は、山梨県甲府市岩窪町にある神社です。

山梨縣護國神社

山梨縣護國神社は、甲府市の北部に位置する神社です。県内にゆかりのある戦没者や軍属の英霊を祀っています。幾度となく繰り返された戦争の悲劇を未来につなげ、尊い命が今日の平和に繋がっているということを知ることができる神社です。

山梨縣護國神社

神社の敷地内には約200本の桜があり、春には桜の名所として知られています。オオシマザクラ、ソメイヨシノなど10種、約200本の桜が境内の隅々まで咲いています。

山梨縣護國神社 第一鳥居

山梨縣護國神社の第一鳥居は、山梨縣護國神社から西に200メートルほど、愛宕山スカイライン上にあります。武田神社から離れていることもあり車通りは少なく、周囲は静かな住宅街に囲まれ、落ち着いた雰囲気があります。

山梨縣護國神社 第二鳥居

山梨縣護國神社には、白亜の鳥居があります。鳥居の右隣には、山梨県神社庁の建物がありました。駐車場も併設しているので、車でのアクセスが便利です。

山梨縣護國神社

境内に入ると、緩やかなS字カーブを描き石段へと伸びる参道が印象的です。境内は、広く綺麗に手入れされています。観光客は訪れておらず、静寂に包まれています。参拝者は、気持ち良く参拝することができます。

山梨縣護國神社

階段を登り後ろを振り返ると、南アルプスの山々を望むことができます。夏の澄んだ空気と白い雲が、雄大な山々の景色をより一層引き立てます。

山梨縣護國神社 第三鳥居

第三の鳥居は、まるで森の入り口のような雰囲気の場所にあります。鳥居は、茶色に塗られていて、周囲には木々が生い茂っています。朱色の鳥居では周囲の自然とのコントラストが強くなりすぎて、景観に馴染みません、茶色の落ち着いた色彩の第三鳥居は、自然と一体化したような印象を受けます。

山梨縣護國神社 第四鳥居

第三の鳥居をくぐると、木漏れ日が差し込む静かな参道が続いています。整然と立ち並ぶヒノキ の木々が、神聖な雰囲気 を醸し出しています。参道を歩くと、心が落ち着き、自然のエネルギーを感じることができます。

山梨縣護國神社

日常の喧騒を忘れて、ゆっくりと自分自身と向き合う時間を持つことは、とても大切です。山梨縣護國神社は、そのような時間を過ごすことができる特別な場所です。戦争の悲劇を風化させず、平和の大切さを改めて認識できます。

山梨縣護國神社

山梨縣護國神社は、1879年に市内太田町に建立されたことに始まり、1942年に現在地に遷座し、1944年に山梨縣護國神社へと改称しました。境内の摂社山梨宮では、1999年から山梨県出身の殉職自衛官を合祀しています。

山梨縣護國神社

山梨縣護國神社には、入口付近と坂を登った先の 2箇所に駐車場 があります。坂を登った先 の駐車場の日陰には、ベンチが設置されています。ベンチの下には、猫が休憩 していました。境内には、複数の猫が生息しています。猫好きの方には、たまらない場所です。

山梨縣護國神社

山梨縣護國神社 は、歴史と自然を満喫できる魅力的な神社 です。猫好きの方にもおすすめです。ぜひ、一度訪れてみてください。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

武蔵野の面影残る秀麗の地に鎮座する神社 井草八幡宮

井草八幡宮(いぐさはちまんぐう)は、東京都杉並区善福寺にある神社です。

井草八幡宮

井草八幡宮は、善福寺川を見下ろす台地、青梅街道と早稲田通りの交差点にある、広大な敷地面積を誇る神社です。都内では4番目に広く、境内は厳かな雰囲気に満ちています。明治時代までは、昔の地名から「遅野井(おそのい)八幡宮」と呼ばれていました。

井草八幡宮 大灯籠

井草八幡宮には、入口が2箇所あります。井草八幡前交差点側の北参道には、木々の緑に映える朱色の大鳥居と、高さ9メートルに及ぶ威風堂々とした佇まいの大灯篭があります。大灯篭を眺めながら、ゆっくりと参道を歩けば、心が洗われるような気持ちになります。

井草八幡宮

大鳥居は、東日本大震災で破損した石鳥居に代わり、2013年に建立されました。屋根は銅板葺きで八畳分の広さがあります。

井草八幡宮

もう一つの入り口は、青梅街道沿いにあります。1957年建立の大鳥居があり、そこから直線距離200メートルの東参道が伸びています。

井草八幡宮

東参道は、初詣や例大祭の時期には、多くの人で賑わいます。例大祭の時期には、200軒以上の夜店が並びます。3年に一度行われる神幸祭や、5年に一度行われる流鏑馬神事には、活気に満ちた雰囲気となり、日本の伝統文化を感じられる貴重な場となります。

井草八幡宮 楼門

楼門は、鉄筋コンクリート造りで1971年に作られました。随神が一対納められています。

井草八幡宮 楼門

井草八幡宮の楼門は、左右両側に各町会の神輿庫がある点が特徴です。これは、それだけ多くの町会が神輿を所有し、盛んに祭礼を行っていることを示しています。

井草八幡宮

井草八幡宮の創建年代は不明ですが、1190年代ではないかとされています。かつて社前には、1193年に植えられた赤松と黒松がありましたが、1本は明治初年に、もう1本は1973年に枯れてしまいました。

井草八幡宮

枯れた松の根の一部は、拝殿の回廊に「ついたて」として飾ってあります。

井草八幡宮 頼朝公お手植えの松((よりともこう おてうえのまつ)

境内には、2代目の松が「頼朝公お手植えの松」として植えられています。2代目の松は、頼朝とのつながりを象徴する貴重な存在として、多くの参拝客の注目を集めています。

井草八幡宮

善福寺池が湧水だったことから、井草八幡宮の周辺地域は古くから人々の生活拠点でした。そのため、境内地からも縄文時代の土器などが発掘されています。井草八幡宮には、郷土資料などの文化財や昔の生活用具を展示した民俗資料館があります。

井草八幡宮

井草八幡宮の境内は、厳かな雰囲気と自然豊かな雰囲気が調和した、とても素敵な場所です。本殿の周りには透塀(隙塀)があり、神聖な空間を守ることで本殿の神秘性を高め、荘厳な雰囲気を演出しています。

井草八幡宮 本殿

本殿は、1974年築のコンクリート製の権現造りの覆殿です。1664年に、改築された「朱雀(すざく)の本殿」と呼ばれる一間(1.8メートル)四方の朱漆りの杉並区最古の木造建築の本殿が覆殿内に納められています。

井草八幡宮 文華殿 (ぶんかでん)

文華殿は、当初、神輿庫して設計されていましたが、今では付近で出土した土器、武具、奉納額を収蔵しています。現在は、楼門が神輿庫として利用されています。文華殿は、例祭日(9月30日から10月1日)に無料公開されています。

井草八幡宮 招神殿 (しょうしんでん)

招神殿は、1813年に造られた元拝殿です。現在は祖霊舎として戦争で亡くなった方を中心に祀られています。

井草八幡宮 神楽殿 (かぐらでん)

神楽殿は、舞台だけのものから橋掛かりのあるものへと改築されました。神楽殿では、能や狂言などの舞台などが執り行われます。

井草八幡宮

井草八幡宮は、歴史、文化、自然を満喫できる魅力的な神社です。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

繊細な本殿彫刻に歴史と文化を感じる 拝島日吉神社

拝島日吉神社は、東京都昭島市拝島町にある神社です。

拝島日吉神社

拝島日吉神社は、社寺の集まる拝島公園に位置し、厄除けや開運招福にご利益があるとされる神社です。拝島公園には、東京都有形文化財の仏像を配した大日堂の仁王門や、東京都天然記念物の樹齢800年の拝島のフジなどの見どころがあり、新東京百景の一つに選ばれています。

拝島日吉神社

拝島公園の奥の方へ進むと、森の中に鳥居が見えてきます。鳥居をくぐると、緑豊かな森が広がり蝉の声が響き渡ります。人工音のない静寂に包まれた境内は、都会の喧噪を忘れてゆっくりと散策するには最適な場所です。

拝島日吉神社

石段を登ると、拝島日吉神社の拝殿が見えてきました。日吉神社の創建は不明ですが、安土桃山時代の頃、天正年間(1573年から1591年)、隣接する大日堂再興の折に旧拝島村総鎮守山王社として現在地に建立されたといわれています。

拝島日吉神社

拝島日吉神社の本殿彫刻は、繊細なのが特徴で、歴史と文化を感じられる貴重な作品です。1855年に造られた本殿は、日吉神社社殿保存修理工事を経て、本殿彫刻、拝殿格天井花鳥画、板壁絵、幣殿杉戸絵が一括で、1981年に昭島市有形文化財に指定されています。

拝島日吉神社

1767年から始まった拝島日吉神社の例祭は、貴重な伝統行事として、東京都無形民俗文化財に指定されています。榊祭の三町のお囃子、は昭島市無形民俗文化財、三町の山車は、昭島市有形文化財に指定されています。

拝島日吉神社

拝島日吉神社 は、歴史ある神社です。ぜひ、拝島日吉神社 に参拝してみてはいかがでしょうか。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。