繊細な本殿彫刻に歴史と文化を感じる 拝島日吉神社

拝島日吉神社は、東京都昭島市拝島町にある神社です。

拝島日吉神社

拝島日吉神社は、社寺の集まる拝島公園に位置し、厄除けや開運招福にご利益があるとされる神社です。拝島公園には、東京都有形文化財の仏像を配した大日堂の仁王門や、東京都天然記念物の樹齢800年の拝島のフジなどの見どころがあり、新東京百景の一つに選ばれています。

拝島日吉神社

拝島公園の奥の方へ進むと、森の中に鳥居が見えてきます。鳥居をくぐると、緑豊かな森が広がり蝉の声が響き渡ります。人工音のない静寂に包まれた境内は、都会の喧噪を忘れてゆっくりと散策するには最適な場所です。

拝島日吉神社

石段を登ると、拝島日吉神社の拝殿が見えてきました。日吉神社の創建は不明ですが、安土桃山時代の頃、天正年間(1573年から1591年)、隣接する大日堂再興の折に旧拝島村総鎮守山王社として現在地に建立されたといわれています。

拝島日吉神社

拝島日吉神社の本殿彫刻は、繊細なのが特徴で、歴史と文化を感じられる貴重な作品です。1855年に造られた本殿は、日吉神社社殿保存修理工事を経て、本殿彫刻、拝殿格天井花鳥画、板壁絵、幣殿杉戸絵が一括で、1981年に昭島市有形文化財に指定されています。

拝島日吉神社

1767年から始まった拝島日吉神社の例祭は、貴重な伝統行事として、東京都無形民俗文化財に指定されています。榊祭の三町のお囃子、は昭島市無形民俗文化財、三町の山車は、昭島市有形文化財に指定されています。

拝島日吉神社

拝島日吉神社 は、歴史ある神社です。ぜひ、拝島日吉神社 に参拝してみてはいかがでしょうか。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。