あいねすと (行徳野鳥観察舎)は、千葉県市川市福栄にある観察小屋です。
あいねすと (行徳野鳥観察舎)は、行徳近郊緑地を望むことのできる木造2階建ての観察小屋です。8の字に曲線を描く建物のデザインは、行徳近郊緑地の持つ無限の可能性をイメージしています。
「あいねすと」は、市川の頭文字Iと、愛、鳥の巣・安らぎの場所という意味の英語のNESTを掛け合わせてつくられた愛称で、公募により名づけられました。行徳近郊緑地を一望することのできるガラス張がとても印象的です。
あいねすとは1階にはカフェがあり、2階には観察室があります。
エントランスに入ると受付があります。館内で使えるスコープの貸し出しも行っています。
あいねすとのカフェでは、飲み物の他にも、焼き菓子の販売があります。
2階に向かうと、行徳近郊緑地の鳥や生きものなどの自然や、行徳の街と人と自然のつながりを知ることができる展示コーナーがありました。訪れた時は、フクロウやカラスの羽が展示されていました。フクロウが柔らかくモフモフとした感触、カラスは少し硬めの印象があります。
行徳近郊緑地を一望できるガラス張りの観察スペースからは、鳥と自然を観察することができます。
無料で館内貸出をしている望遠鏡や双眼鏡を使い、季節の鳥や海の生きもの、花々などの自然を観察することができます。
望遠鏡を使うと、通常肉眼ではほとんど見えない行徳近郊緑地の対岸まで、非常によく見ることができます。水鳥たちが悠々と泳ぐ様子、その生態を間近で観察することができます。
水鳥が水面から降り立つ瞬間や飛び立つ瞬間を見守ることは、自然の美しさと動物の行動の魅力を深く感じることのできる絶好の機会です。水面からの降り立ちや飛び立ちの瞬間は、鳥たちの優雅な動きや翼の力強さがよく観察できます。これらの瞬間を見ることで、鳥たちの自然の中での生命の営みを実感することができます。
観察を続けていると、白い水鳥だと思っていたのは、白いビニール袋でした。ユニークで思い出に残る出来事です。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。