埼玉県立 川の博物館 水車小屋広場は、埼玉県大里郡寄居町小園にある水車です。
埼玉県立 川の博物館 水車小屋広場には2台の水車が置かれ、水車のメカニズムと水車が生み出すエネルギーについて学習できるようになっています。
皆野のコンニャク水車は、1960年頃までコンニャクのアラコ挽きに使用されていた水車を復元したものです。水輪は直径が7.3メートルあり、水の力を利用して一定のリズムで杵が臼を突いています。雪や雨の音と相まって、なかなか良い雰囲気が出ていますね。
小屋にはコンニャク水車の説明板や、コンニャクのできるまでについて書かれた説明板など、学習できるコンテンツが用意されていました。
東秩父の精米水車は1945年頃まで稼働していた水車で、花園町の旧家で庭園の一部として保存されていたのを復元したものだそうです。水車には、水輪のどの位置に水がかかるのかによって、上掛け式、胸掛け式、下掛け式の3種類の形式がありますが、東秩父の精米水車は本来、上掛け式だったものを、敷地の関係で胸掛け式に変更し、アレンジを加えているそうです。
実際に稼働する水車を目の前で見ると、水車のメカニズムや水車が生み出すエネルギーについて理解が進みまね。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。