出羽三山建立記念碑は、千葉県君津市川俣旧月毛にある記念碑です。
出羽三山建立記念碑は、千葉県君津市川俣旧月毛地区に残る出羽三山信仰の記念碑です。出羽三山信仰が盛んな地域では、「男は一生に一度は三山(サンヤマ)に行くもの」という意識があります。
この登拝は、「奥州参り」といい、山に集まる先祖の霊を供養するため、山を巡ることで生きながらにして死後の世界を体験し、穢れた自我(エゴ、プライド)を捨てて蘇(よみがえ)るためと考えられています。
出羽三山建立記念碑は、元々は亀山湖ゴルフ場の山中に祀られていた月山大神を、開発時にこの場所に遷宮したと書かれています。
記念碑へは、駐車場から石段を登っていきます。石段は、整備されていて、比較的歩きやすいです。
出羽三山は、山形県庄内地方に広がる月山・羽黒山・湯殿山の総称です。この山々は古くから修験道を中心とした山岳信仰の霊山として今でも多くの修験者や参拝者が訪れています。そのため、出羽三山建立記念碑には、3つの祠があります。
千葉県には、出羽三山を祀る神社や寺院が数多くあり、出羽三山への登拝を記念する碑が、千葉県各地に置かれています。出羽三山への信仰は、千葉県の歴史と文化に深く根付いており、今でも多くの人々に親しまれています。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。