二つの名前を持つトンネル 素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)

素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)は、千葉県夷隅郡大多喜町葛藤にあるトンネルです。

素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)

素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)は、新旧2つのトンネルが2階建てを構成する全長110メートルの素掘りのトンネルです。

素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)

素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)は、東側から進むと「向山トンネル」の表示のあるトンネルです。途中までは特に違和感のない普通のトンネルです。

素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)

しかし、さらに進むと、坑道の途中に突如頭上には「窓」が現れます。もとはこの窓がトンネル西側の出口でしたが、その先の道との接続の関係で1970年に掘り直しが行われ、さらに先の下の位置に新たな出口が作られたことから、元々の出口が窓のようにぽっかりと空いた不思議な2階建ての構造になったそうです。

素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)

西側出口上部には「共栄トンネル」と刻まれ、2つの名をもつ珍しいトンネルとなり、今では濃溝の滝に次ぐほどの名所となりました。

素掘り二層式トンネル (向山・共栄トンネル)

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

オレンジ色に怪しく光る照明 奥米隧道

奥米隧道(おくごめずいどう)は、千葉県君津市奥米にあるトンネルです。

奥米隧道

奥米隧道は、三島ダムの近くにある1955年竣工のコンクリート吹き付けのトンネルです。トンネルは途中で地上に出ているので、全長は99.7メートルと308.4メートルの二つに分かれています。

奥米隧道

奥米隧道の入り口は、異世界への扉のような雰囲気があります。心霊スポットとしても紹介されることがあるそうです。

奥米隧道

赤みを帯びたオレンジ色の照明がトンネル内部を照らしていますが、曲がりくねったトンネルの先は真っ暗です。

奥米隧道

奥米隧道の内部は、オレンジ色に怪しく光る照明が印象的です。入口はコンクリート補強がされていますが、奥は素掘りの地肌が固められています。深夜に訪れれば、相当な雰囲気を楽しめそうですね。

奥米隧道

奥米隧道は小糸川を水源とする農業用水用の「三島ダム」の近くにあります。三島ダムはブラックバスなどの淡水魚の釣り場として人気があり、休日になると釣り客を乗せたボートがたくさん出ています。周囲にはキャンプ場もあり観光客も多く来るそうですが、今回訪れた12月は周囲に人が誰もおらず、とても静かでした。

奥米隧道

奥米隧道は車も通ることができます。相互通行はできないかもしれないので、対向車が来ないことを確認しつつ、慎重に通り抜ける必要がります。

奥米隧道

車通りは少ないので、徒歩でも通り抜けることができます。日中であれば、一人で散歩しても特に違和感を覚えることはなさそうですね。

奥米隧道

奥米隧道の近くには、赤く塗装された奥米橋があります。美しい景観に赤のアクセントが加えられた、とてものどかな風景が広がります。

奥米隧道

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

神秘的で幻想的な雰囲気が漂う 燈籠坂大師の切通しトンネル

燈籠坂大師の切通しトンネルは、千葉県富津市竹岡萩生にあるトンネルです。

燈籠坂大師の切通しトンネル

燈籠坂大師の切通しトンネルは、高さが約10メートルのトンネルです。トンネル内では岩肌の断層が斜めに走るのがよく分かります。両サイドの壁が切り立ち迫ってくるように見えるので、少しばかりの恐怖心と緊張感に襲われます。

燈籠坂大師の切通しトンネル 手前

燈籠坂大師の切通しトンネルの手前にもトンネルがありました。このトンネルの上には、JR内房線の線路があります。いずれのトンネルも、東善寺 燈籠坂大師堂へと続く参道です。

燈籠坂大師の切通しトンネル

東善寺の住職の話によれば、城山(造海城)の尾根の関係で上り下りが急であったため、明治から大正と思われる頃に鋸山の石切り技法を用い切り出され、昭和初期に地元において切下げ工事を行い、現在の形になったそうです。

燈籠坂大師の切通しトンネル

上を見上げると生い茂る夏の樹林と木漏れ日が目に飛び込んできます。涼しげな風が吹き抜け、葉っぱたちが揺れ動いています。この静かなトンネルの中では、日常の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュできます。

燈籠坂大師の切通しトンネル

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。