稲荷神社の総本宮 伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は、京都市伏見区深草にある神社です。

伏見稲荷大社

「お稲荷さん」と親しまれる伏見稲荷大社は1300年以上の歴史を誇り、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮です。

商売繁昌や家内安全のご利益があるとされ、一年を通してたくさんの参拝者で賑わっています。

大鳥居をくぐり抜け、長い参道を進んでいきます。

二番鳥居

二番鳥居の先に見える楼門は存在感がありますね。

楼門

楼門は伏見稲荷大社の顔でもあり、重要文化財にも指定されている貴重な建物なので、記念写真を撮るには絶好のスポットです。

お正月なので楼門がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれています。

狛狐

伏見稲荷大社の狛狐は、稲穂、巻物、鍵、玉を口に加えていて、格好もさまざまです。

稲穂は五穀豊穣、巻物は知恵、玉は稲荷神の霊徳の象徴、鍵は稲荷神の御霊を身につけようとする願望だそうです。

玉と鍵は陽と陰、天と地を示すもので、萬物は、この二つの働きによって、生成し化育する玉鍵の信仰が伏見稲荷大社には、あるそうです。

千本鳥居

外拝殿と本殿の裏手には、伏見稲荷大社の最大の見どころ、朱塗りの美しい千本鳥居がありました。

日中だと映えるスポットですが、夜間に来ると少々怖い場所でもありますね。

朱塗りの鳥居がズラリと連なる光景は圧巻です。

千本鳥居

大きな鳥居の先には、小さな鳥居がありました。

千本鳥居は、願いごとが「通るように」または「通った」というお礼をこめて、鳥居を奉納する習慣が広まったことによるものだといわれていて、参拝者の思いがこもった鳥居は、いまでは境内全域に約1万基が並ぶそうです。

おもかる石

今日は1月2日ということもあり、千本鳥居を抜けてたどり着く奥社奉拝所の右奥のおもかる石の前には行列ができていました。

おもかる石は、持ちあげた時に、その重さが自分が予想したよりも軽いと願いが叶い、予想したよりも重いと、その願いを叶えるには一層の努力が必要、ということだそうですが、想像していたのと同じ重さに感じました。

授与所

もう22時になり、先に進んでも暗くて何も見えないので参拝を終了しました。

お守り授与所はすでに閉店していて、境内の人影も少なくなりました。

伏見稲荷大社は近くに駅があるので、参拝するには便利なロケーションです。

千本鳥居の先には、標高約233メートルの稲荷山があり、一周約4キロ、2時間ほどで回れるそうです。

ご利益のあるお社や見どころが随所にあり、お山めぐりを体験してこそ、伏見稲荷大社を知ることができるそうなので、次回チャレンジしてみたいと思います。

それでは、また。

近鉄に乗って年越し参拝 伊勢神宮

伊勢神宮は、三重県伊勢市にある神社です。

津駅

お正月の伊勢神宮周辺は、交通規制があるため車で行くことができないので、津駅から電車で向かうことにしました。

午前4時発の電車に乗るのは初めてかもしれませんね。

ボックス席の特急券で座席を確保して、仮眠して五十鈴川駅まで向かいます。

宇治橋鳥居(外側)

まだ朝5時ですが、初詣の参拝者で混雑していますね。

伊勢神宮は通称で、正式名称は地名の付かない「神宫」とされ、2000年の歴史を有する日本人の「心のふるさと」です。

お焚き火

神苑では、お焚き火が行われていました。

気温が低く寒いので、焚き火の周りには人だかりができていますね。

焚き火の周りはぽかぽかしていて眠くなってきます。

この酒樽は、飾り樽といってディスプレイ用のものでお酒は入っていないそうです。

暗闇にある樽にライトの光が跳ね返り、鮮やかに見えますね。

御手洗場(みたらしば)

御手洗場は五十鈴川のほとりにあり、古くから参拝者がお清めを行っていた場所です。

参道には手水舎もありましたが、ここで清めてからの参拝がよいそうです。

五十鈴川

五十鈴川の水はとても透き通っていますが、相当冷たそうです。

御守授与所は活気がありますね。

皇大神宮の杉林を通り抜け、外玉垣南御門に到着しました。

写真撮影ができるのはここまでのようですね。

夜明け

参拝を終えたところで、夜が開けてきました。

神楽殿

神楽殿は、御神楽と呼ばれる舞(踊り)を神様に捧げて、祈祷を行う御殿です。

神様に特別な感謝を捧げたい時や、還暦などの人生の節目、強い願い事がある時に個人やグループでご御祈祷を申し込むことが可能だそうです。

お焚き火

未明に勢いよく燃えていた焚き火も、灰になっていますね。

残り火でも十分にあったかいです。

五十鈴川

参拝を終えて宇治橋まで戻ってきました。

橋の近くには、五十鈴川まで降りれる道がありました。

宇治橋鳥居(外側)

日が昇る前から混雑していた宇治橋ですが、この時間になると参拝客がさらに大勢押し寄せていて、入場規制がかけられていますね。

今回は参拝するタイミングが早かったのでスムーズに入場できてよかったです。

五十鈴川駅から近鉄鳥羽線に乗って津駅に戻ります。

津駅

津駅に到着です。

伊勢神宮は、以前からお正月に参拝したかった神社ですが、ようやく願いが叶いました。

今回は内宮のみの参拝でしたが、まずはじめに外宮をお参りし、内宮へ行くのが古来からの習わしとされているので、次回は外宮もお参りしたいと思います。

それでは、また。

府中市の自然 浅間神社 浅間山公園

浅間神社は、東京都府中市若松町ある神社です。

浅間神社

浅間神社は、京王線東府中からバス5分程度のところにある浅間山公園内にある神社です。

昔は、人見山と呼ばれていたそうですが、山の頂上に浅間神社ができたことで、この山を浅間山と呼ぶようになったといわれています。

きすげはし

浅間山公園の東には、広大な敷地の多磨霊園があり、キスゲ橋を渡って行き来することができるうになっています。

落ち葉

秋に訪れたので、落ち葉がたくさんありました。

まるで絨毯のようですね。

浅間神社

浅間神社には、地元民もほどんどおらず、とても静かで秋の散歩には最高のロケーションですね。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。