埼玉県立 川の博物館 本館第1展示室は、埼玉県大里郡寄居町小園にある展示室です。
鉄砲堰の先には、荒川流区を環境造形した展示物が置かれています。
船車(ふなぐるま)は、その名の通り、船に水車を取り付けた川船の水車のことをいいます。麦作地帯が広かっていた寄居町付近では、川船に水車小屋を乗せた船車で小麦粉を作っていました。
船車を川に浮かべておけば、荒川の水位の増減に影響されることなく動力を得て製粉をすることができます。洪水が起きそうな時は、船車を避難させることもできます。船車は、荒川の特徴をよく知っていた人々の知恵を活かした水車なんですね。
荷船(にぶね)の展示コーナーでは、実際に乗ったりすることもできます。荷船は物資の輸送に使われていた船で、荒川を下るときは東京まで1日で行けましたが、帰りは上げ潮や海風を利用して5日前後の日数を必要としたそうです。船の中は寝泊まりできるようなっていて、まるでキャンピングカーのようですね。

荒川周辺は度々洪水に見舞われてきたため、あらかじめ土を盛って避難場所にしていたそうです。その高さのある場所を水塚といい、水塚の上には水防建造物が作られていました。人々の水害時に対する知恵や工夫を知ることができますね。
水塚の展示の中では、猫とネズミが物語風にお喋する、某ランドのアミューズメントのような解説が行われていました。なんだか見ていて楽しくなりますね。
荒川と人々のくらしとの関わりを知ることのできる埼玉県立 川の博物館 本館第1展示室。
機会があれば、再度来てみたいと思います。
それでは、また。