雷電神社は、埼玉県比企郡嵐山町千手堂にある神社です。
雷電神社は、大平山の最高地点の標高178メートルにある神社です。雷電神社の周囲は深い森に覆われていますが、東には嵐山町を一望に納め、西には槻川の流れを中心に遠山の盆地を見渡すことができます。
戦国時代には、大平山の西、槻川の先には、埼玉県指定史跡の小倉城があり、雷電神社のある大平山の山頂付近は、物見櫓があったと伝えられています。
米作農業が産業として発達すると、水の需要が盛んになり、天水利用の地域では、夏の降雨 を神に祈ることになました。雷電神社は、この神を祭った神社です。雨が望まれるときは地区民こぞって、雨乞いの祈念が行われました。
科学文明の発達した今日でも、大平山の東の麓にある千手堂春日神社により祭典が執行されています。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。