「しおがまさま」の名で親しまれる鹽竈神社

鹽竈神社は、宮城県塩竈市にある神社です。

東神門

鹽竈神社は、小高い森の中に鎮座しています。

海上安全・大漁満足・武運長久・国家安泰・安産守護・延命長寿、交通安全、必勝・成功とありとあらゆる願いごとを聞いてくれる神社として有名です。

2011年の式年遷宮で修復したので、塗装がきれいですね。

境内が広くてとても立派な神社です。

楼門、回廊、拝殿は、鮮やかな朱塗りでいずれも素晴らしく荘厳ですね。

撫で牛

牛は撫でるとよだれを出しますが、商売が牛のよだれのように細く長くつづくことを祈念して奉納されたそうです。

御神木杉

塩釜市指定天然記念物指定の御神木杉がありました。

樹齢は600年を超えているそうです。

今回は博物館側の東神門から境内に入りましたが、表参道は202段の石段(男坂)になっていて、写真の通りかなり急勾配です。

楼門

鹽竈神社は、境内の南側が急峻な崖になっているので、きつい道のりや地形を利用して学生たちがランニングをして鍛えていました。

御神苑

綺麗に手入れのされている庭園も見事ですね。

鹽竈神社 博物館

博物館では、鹽竈神社にかかわる歴史資料等を展示しているそうです。

博物館の屋上は展望台になっているので、行ってみることにしました。

塩釜港

鹽竈神社は高台に位置していて、博物館の屋上からだと眺めがよく、塩釜港が綺麗に見えますね。

志波彦神社 鳥居

鹽竈神社は桜の名所でもあり、紅葉のライトアップも素晴らしいとのことなので、次回はその時期に来てみたいですね。

それでは、また。

災いを予言する!? 御釜神社

御釜神社は、宮城県塩竈市本町にある神社です。

御釜神社

御釜神社は、近くにある鹽竈神社(しおがまじんじゃ)に付属する末社で、日本で最初に塩が作られた場所とされています。

御釜神社

派手さはなく、敷地もさほど広くありませんが、特別な存在感を感じさせる空間ですね。

四口の神釜(御釜)

御釜神社の四口の神釜では、平常時は赤茶色の水をたたえていますが、変事が起こる前に、御釜を満たす水の色が変わるといわれています。

2011年の東日本大震災時には、4つの内2つが透明の水に変化していたといわれています。

近所の駄菓子屋

不思議な話のある御釜神社は住宅街の中に佇んでいて、近くには昔ながらの駄菓子屋がありました。

毎年7月6日には宮城県無形文化財の藻塩焼神事が斎行されるそうなので、次回はその日に来てみたいですね。

それでは、また。

すかし橋に足元ヒヤヒヤ 五大堂

五大堂は、宮城県宮城郡松島町の景勝地松島にある仏堂です。

五大堂

五大堂は国の重要文化財に指定されていて、伊達政宗が1604年に建てたと伝えらています。

すかし橋の説明

五大堂へ行くにはすかし橋を渡りますが、すかし橋は橋の上から下の海が見える造りになっています。

その理由は「足元を見つめて気を引き締める」ためだそうです。

すかし橋

すかし橋は「縁結びの橋」として有名です。

板と板の間に隙間があるので、足を取られないように気を引き締めて渡る必要がありますね。

松島

東北地方では現存する最古の桃山建築の五大堂。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。