災いを予言する!? 御釜神社

御釜神社は、宮城県塩竈市本町にある神社です。

御釜神社

御釜神社は、近くにある鹽竈神社(しおがまじんじゃ)に付属する末社で、日本で最初に塩が作られた場所とされています。

御釜神社

派手さはなく、敷地もさほど広くありませんが、特別な存在感を感じさせる空間ですね。

四口の神釜(御釜)

御釜神社の四口の神釜では、平常時は赤茶色の水をたたえていますが、変事が起こる前に、御釜を満たす水の色が変わるといわれています。

2011年の東日本大震災時には、4つの内2つが透明の水に変化していたといわれています。

近所の駄菓子屋

不思議な話のある御釜神社は住宅街の中に佇んでいて、近くには昔ながらの駄菓子屋がありました。

毎年7月6日には宮城県無形文化財の藻塩焼神事が斎行されるそうなので、次回はその日に来てみたいですね。

それでは、また。

すかし橋に足元ヒヤヒヤ 五大堂

五大堂は、宮城県宮城郡松島町の景勝地松島にある仏堂です。

五大堂

五大堂は国の重要文化財に指定されていて、伊達政宗が1604年に建てたと伝えらています。

すかし橋の説明

五大堂へ行くにはすかし橋を渡りますが、すかし橋は橋の上から下の海が見える造りになっています。

その理由は「足元を見つめて気を引き締める」ためだそうです。

すかし橋

すかし橋は「縁結びの橋」として有名です。

板と板の間に隙間があるので、足を取られないように気を引き締めて渡る必要がありますね。

松島

東北地方では現存する最古の桃山建築の五大堂。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

伊達政宗が創建 瑞巌寺

瑞巌寺(ずいがんじ)は、宮城県宮城郡松島町にあるお寺です。

社号標

瑞巌寺は、松島巡りの船着場の目の前にあり、JR松島海岸駅から歩いても10分ほどのところにあります。

瑞巌寺

近くには松島海岸や松島湾があり、松島観光では絶対にはずせないスポットですね。

鰻塚

瑞巌寺総門をくぐり、右側突き当りに鰻塚がありました。

当時の松島は天然鰻の一大産地で、鰻供養のために鰻塚を建てたそうです。

洞窟遺跡群

瑞巌寺の総門から本堂へ向かう道中には、洞窟群があります。

鎌倉時代から江戸時代にかけて、供養所として掘られた洞窟で、内部には数々の石碑・石像や仏像が納められています。

参道

瑞巌寺から総門まで、参道がまっすぐ伸びています。

参道の両側には樹齢400年という杉の巨木が立ち並んでいて美しい景観ですね。

柏槙の木

松島町指定文化財になっている柏槙の木です。

樹齢700年以上と推定され、臨済宗円福寺時代から今に伝わる名残りの樹木ですが、見入ってしまうほとど複雑なうねりと成長ですね。

大規模で見応えのある洞窟群と荘厳さのある国宝瑞巌寺。

松島へ来るときがあれば、再度訪問してみたいと思います。

それでは、また。