武田神社は、山梨県甲府市古府中町にある神社です。

武田神社は、戦国時代に活躍した武将、「情けは味方、仇(あだ)は敵なり」の名言で有名な武田信玄公を御祭神として祀る神社です。
武田神社はその外周を堀で囲まれ、堀に沿って朱色の欄干が続いています。武田神社の正面口に向かうと、のぼり旗が青空に映えていました。背景の白色と文字の黒色のコントラストが青空と調和し、賑やかで神聖な雰囲気を演出しています。



神橋を渡ると、石段と鳥居が見えてきました。鳥居は、神聖な場所への入り口や境界を示すシンボルとして重要な存在です。


鳥居の扁額には武田神社と書かれています。武田神社の鳥居はシンプルでありながらも存在感があり、神社の神聖な雰囲気とエネルギーを感じ取ることができます。


武田神社は甲府駅から北へまっすぐの場所にあります。鳥居から南方向を見ると、一直線に続く武田通り様子を見ることができます。一直線に続く道は視覚的に印象に残ります。

手水舎は参拝前に手を清めるための水を取る場所です。その形状やデザインは神社ごとに異なりますが、武田神社の手水舎は菱形になっています。武田神社の手水舎のデザインに菱形が使われていることは、その信仰対象である武田信玄への敬意や尊敬を表現しています。
訪れた日は日曜日だったので多くの観光客が訪れていました。

境内では七五三の祈願や記念撮影が行われています。子供とその家族が集まりとても賑やかです。

拝殿は1919年築で、入母屋、軒唐破風付、檜皮葺で立派などっしりとした造りです。武田信玄の家紋である武田菱が各所にあしらわれています。
境内にはおみくじの自動販売機が置かれています。おみくじの文字は、上から順に光ります。
2021年12月12日に訪れた際は、おみくじの赤い文字は点滅せず、常に点灯状態でした。
2023年11月24日に訪れた際は、「おみく」は常に点灯し、「じ」のみ不自然に点滅しています。

その後の2024年1月には、おみくじは、菱和殿に設置されています。


武田神社の御神木は、ケヤキの木で、樹齢は約600年といわれています。高さは約30メートル、幹周りは約10メートルで、 甲府市指定の天然記念物に指定されています。武田神社の御神木は、武田信玄にあやかり「勝運」のご利益があると言われるパワースポットとしても知られて、多くの参拝者が訪れています。

武田神社は、日本百名城の一つに選定されていて、歴史ファンや登城者にとって重要なスポットです。テントが設置されているので、雨や風といった悪天候にも対応できる環境が整えられていました。

武田神社は夕方過ぎになると観光客はほとんどおらず、静けさを取り戻します。

機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。
- 2021/02/23 初版
- 2021/12/12 更新
- 2023/08/25 更新
- 2024/01/07 更新