峠の小さな美術館は、東京都八王子市下柚木にある美術館です。
峠の小さな美術館は、都立長沼公園の野猿の尾根道沿いにひっそりとたたずむように建つ小さな美術館です。峠の小さな美術館はは、絵を楽しむ「峠の会」が開設した美術館です。
峠の小さな美術館では、峠の会の会員の作品を展示すると共に、絵画、陶芸、彫刻、クラフト、手芸、写真等々を趣味として活動する美術館です。看板の手作り感がまた味わいがあっていいですね。
峠の小さな美術館は、長沼公園の一画にあります。丘陵の斜面に展示会場があり、本館や別館、そして展示小部屋があります。
峠の小さな美術館の本館は、民家のような木造戸建ての一軒家です。まるで、誰かの家に遊びに行くような感覚で、気軽に芸術を楽しめる場所です。美術館の中は暖色系の光が使用され、温かい雰囲気で溢れています。
本館の隣には、別館があります。館内では、散策の途中で立ち寄り、絵を鑑賞したり、当番で詰めているグループの方とおしゃべりをしている来場者がいました。峠の小さな美術館は、楽しい憩い場といった感じです。
館内では、絵画の作品が展示されています。ちょうど、作者の方も美術館内にいました。作者の方から直接作品の解説を聞くことができるのは、滅多にない機会です。作品に込められた思いや制作秘話などを聞けば、作品の見方がより一層深まります。
古民家をイメージした畳を使用した展示場は、温かみのある質感と香りを持ち、来場者はリラックスした気持ちで展示を楽しむことができます。
峠の小さな美術館には、必見の展示小部屋があります。
夕方以降に訪れた薄暗い展示小部屋は、朽ち果てたような演出で、まるで異世界に迷い込んだような雰囲気です。薄暗い照明に照らされた浮き出る水墨画の作品は、幻想的で神秘的な雰囲気を醸し出しています。
東側から峠の小さな美術館を訪れた時、まず目に入るのが朽ち果てたような演出の展示小部屋です。美術館の存在を知らずに訪れた人にとっては、その異様な雰囲気に驚きと好奇心を抱きます。
展示小部屋の扉の先に、作品を一つ。実に贅沢な空間の使い方です。作品の存在感が際立ち、鑑賞者も作品に集中することができます。
峠の小さな美術館は、森の中で様々なジャンルの作品を鑑賞することのできる美術館です。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。