版画文化に関する良質な情報発信 町田市立国際版画美術館 2階 常設展示室

町田市立国際版画美術館は、東京都町田市高ヶ坂にある美術館です。

町田市立国際版画美術館

町田市立国際版画美術館は、優れた美術作品に触れる機会や環境、学習、創作、発表の機会を効果的に提供し、美術に親しむことの喜びや感動、やすらぎをもたらす美術館です。広く社会一般に対して、貴重な文化財である版画作品の収集・保存を通じ、版画の価値を未来に伝えるとともに、専門性に裏付けられた版画文化に関する良質な情報発信を行っています。

町田市立国際版画美術館

館内は、石殿作りを思わせる2階建てです。ロビーは吹き抜けになっていて、長い階段があり、とても印象的です。階段は、2階の展示室へと続いています。

町田市立国際版画美術館 常設展示室

展示室は、2階に常設展示室と企画展示室があり、1階にはミュージアムショップと喫茶室があります。常設展示室では、日本の版画の歴史や世界各国の版画作品を展示しています。企画展示室では、さまざまなテーマの版画展が開催されています。

町田市立国際版画美術館 常設展示室

町田市立国際版画美術館 常設展示室では、美術作品等の収集・保存が行われ、内外の優れた版画作品と、それに付随する美術資料が収集保存されています。

町田市立国際版画美術館 常設展示室

古くは奈良時代から現代まで、日本をはじめ海外の版画が収集され、収蔵作品数は現在3万点を超えています。このコレクションでは、版画の歴史をたどることができ、美的価値の高いものであると同時に技術の変遷や社会的役割など、版画を多面的に捉えることができます。

町田市立国際版画美術館 常設展示室

町田市立国際版画美術館 常設展示室では、優れたコレクションを基盤にさまざまな展覧会が開催され、多彩なテーマで版画の魅力を発信しています。

町田市立国際版画美術館

1階にある講堂では講演会が、市民展示室では展覧会なども開催されるそうです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

世界に誇るさいたま市の盆栽 大宮盆栽美術館 前編

大宮盆栽美術館は、埼玉県さいたま市北区土呂町にある美術館です。

大宮盆栽美術館

大宮盆栽美術館は、さいたま市の盆栽文化振興の核となる施設として、世界に誇る盆栽の名品や盆栽に関わる美術品、歴史・民俗資料等を展示する美術館です。 季節ごとに異なる表情を魅せる、生ある芸術品「盆栽」は、さまざまな世代に人気があります。

大宮盆栽美術館

美術館の周りには、盆栽と調和する美しい風景が広がります。駐車場からエントランスへ通じる道には竹が植えられ、散策しながら美術館へと向かいます。

大宮盆栽美術館

建物自体も日本の伝統的な建築様式を取り入れています。大宮盆栽美術館 前編では、盆栽庭園以外の箇所の見どころを紹介します。

大宮盆栽美術館 企画展示室

大宮盆栽美術館には、美術館発行の図録や手ぬぐいや盆栽のポストカード等のオリジナルグッズを販売ミュージアムショップや、盆栽に関する歴史展や美術展などが行われる企画展示室があります。

大宮盆栽美術館 企画展示室

大宮盆栽美術館の企画展示室では、盆栽の魅力を紹介するパネルや、「こぶ切り」や「針金切り」など、盆栽職人が使いこなすさまざまな用途に合わせて作られた道具などが展示されています。

大宮盆栽美術館 企画展示室

企画展示室では「盆栽の魅力」を感じるための基礎知識も提供しています。盆栽庭園の前に「盆栽のみかた」を確認しておくことで、盆栽の美しさと芸術性をより深く理解し、その魅力を十分に感じることができるようになります。

大宮盆栽美術館 盆栽共同販売所

大宮盆栽美術館には、盆栽の販売所も併設しています。盆栽を鑑賞し、興味を持った来訪者が盆栽を始めるために必要なツールが揃っています。

大宮盆栽美術館 盆栽共同販売所

盆栽の苗木が販売されています。小さな苗から始めることで、成長と形成を自分でコントロールでき、自分のビジョンに合わせて形状を整え、盆栽のスタイルを確立することができます。

機会があれば購入し、盆栽を始めてみたいですね。

それでは、また。

世界に誇るさいたま市の盆栽 大宮盆栽美術館 後編

大宮盆栽美術館は、埼玉県さいたま市北区土呂町にある美術館です。

大宮盆栽美術館

大宮盆栽美術館は、さいたま市の盆栽文化振興の核となる施設として、世界に誇る盆栽の名品や盆栽に関わる美術品、歴史・民俗資料等を展示する美術館です。 季節ごとに異なる表情を魅せる、生ある芸術品「盆栽」は、さまざまな世代に人気があります。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園

大宮盆栽美術館の中央には盆栽庭園があります。盆栽庭園には、常に約60点の盆栽が展示されています。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園

盆栽は満開の花や鮮やかな新緑や紅葉など、季節によって異なる表情を見せます。中には立派な果実を結ぶものや、葉が落ちても凛とした美しさを見せるものがあります。2月に咲く野梅はいくつか展示されていましたが、訪れた1月の現在では、花が少し咲き始めているものがあり、盆栽にも花の咲く時期には個性があります。

盆栽は、盆器の中に凝縮された大自然の情景をイメージしながら鑑賞します。盆栽全体の姿を見るだけではなく、根張り、幹の立ち上がり、枝ぶり、葉、ジンやシャリなど、根、幹、枝、葉の各部分に見どころがあります。盆栽を360度すべての方向から見られる場所もあり、盆栽の正面と背面の違いを楽しむことができます。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園 千代の松

庭園でひときわ目立つ盆栽はは五葉松「千代の松」です。この盆栽は、大宮盆栽美術館で最大の盆栽として知られ、その存在感と美しさで多くの来園者を魅了します。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園 千代の松

千代の松は、日のあたり方を調節するため回転式展示台に飾られていました。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園

盆栽庭園は、本館2階の盆栽テラスからは一望することができます。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。