大多喜城の城下町として栄えた大多喜の歴史 商い資料館

商い資料館は、千葉県夷隅郡大多喜町久保にある資料館です。

商い資料館

商い資料館は、商人の町、大多喜にある「商いと城下町のくらし」をテーマにした資料館です。大多喜は、大多喜城の城下町として栄え、明治・大正・昭和・平成と時の流れの中でへ令和と伝え続けられてきました。

商い資料館 帳場

商い資料館には、大多喜を支えてきた道具の数々、庶民の生活を支えてきた品々を展示する資料館です。1階には江戸時代の商家の帳場が再現され、1940年の宿泊者名簿や当時利用されていた道具が展示されています。

商い資料館

1階は江戸時代の商家の帳場を再現、2階には「町家の暮らし」などの資料コーナーがあります。館内には、昔の街並みの写真が飾られています。

陣座公園

現在の城下町通りは、当時の雰囲気を保っています。この歴史のある城下町の雰囲気は「房総の小江戸・大多喜(ちば文化的景観)」とされ、とても魅力的に映ります。

商い資料館

古銭や古地図、大多喜を記した書物も展示されています。懐かしさと心やすらぐ時間と空間、先人の生活の知恵と毎日を心豊かに過ごす技を感じることができます。

商い資料館

商い資料館にはガイドの方が常駐しています。非常に詳しく、そして丁寧に、大多喜の歴史について教えてれます。

商い資料館

商い資料館は、土蔵造りの建物を大改修していて、2階建てです。階段はかなり急でした。

商い資料館

2階は屋根裏小屋のような三角屋根の部屋に、昭和の懐かしのアイテムが多数展示されています。

商い資料館

ビー玉やベーゴマ、かるたなど、昭和の懐かしい玩具が展示されています。昭和世代にとっては、懐かしい思い出や郷愁を呼び起こします。

商い資料館 竹灯籠

商い資料館の外には、竹灯籠が展示されています。昼間には竹の素材感や美しい形状を楽しむことができ、竹の風合いが自然光に照らされて素晴らしい光景を作り出します。

商い資料館

竹灯籠は夜になると美しく光り輝きます。その光景は幻想的でロマンチックな雰囲気を醸し出し、その独特のデザインと暖かい光は人々をぐっと引き込みます。

商い資料館の屋外には日本庭園の陣座公園があるので、今から行ってみたいと思います。

それでは、また。

川崎の漁業の歴史を展示 川崎マリエン 交流棟 川崎の海苔づくり資料室 友好港ベトナム・ダナン港

川崎マリエン 交流棟 川崎の海苔づくり資料室は、神奈川県川崎市川崎区東扇島にある資料室です。

川崎マリエン

川崎マリエン 交流棟 川崎の海苔づくり資料室は、川崎の漁業の歴史を説明するパネルや海苔養殖に関する伝統道具を展示する資料室です。川崎マリエンの2階にあります。

川崎マリエン 交流棟 川崎の海苔づくり資料室

川崎には大師の海と呼ばれる魚貝類が豊富に採れる漁場がありました。1934年頃に最盛期を迎え、その後埋立地の増加や水質の悪化から次第に漁業は衰退へと向かい、1972年に漁業は終焉を迎えます。

川崎マリエン 交流棟 川崎の海苔づくり資料室

川崎の海苔づくり資料室ではべか舟が展示されていますが、ベカ舟に乗る人を遠くから見ると本物の人と見違えてびっくりします。

川崎マリエン 交流棟 友好港ベトナム・ダナン港

ベトナムにあるダナン港は川崎港の友好港です。川崎マリエンでは、両港の発展のために人材や情報の交流を行っています。

川崎マリエン 交流棟 友好港ベトナム・ダナン港

川崎マリエンでは、1995年度からダナン港関係者を受入れ港湾管理や技術研修などを行なっています。展示エリアでは香港の民族の衣装などが紹介され、情報の交流が行われていました。

川崎マリエン 交流棟 友好港ベトナム・ダナン港

天井から赤い布が吊るされ、とても賑やかなブースですね。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。

海苔はふるさとのシンボル 大森 海苔のふるさと館 2階の展示 -海苔づくりの1年と道具-

大森 海苔のふるさと館は、東京都大田区平和の森公園にある資料館です。

大森 海苔のふるさと館

大森 海苔のふるさと館は、海苔の本場とも称される大田区にある博物館です。館内では、国指定の重要有形民俗文化財「大森及び周辺地域の海苔生産用具」などの資料の展示を中心に、地域文化を伝承しています。

大森 海苔のふるさと館 2階の展示 -海苔づくりの1年と道具-

2階は当時の様子や当時使っていた貴重な海苔切りの道具や海苔網などのの展示が行われ、海苔についての理解が深められるフロアになっています。

大森 海苔のふるさと館 2階の展示 -海苔づくりの1年と道具-

東京湾が工業地帯となる以前、大森には豊かな干潟があり、海苔の養殖日本一でした。

大森 海苔のふるさと館 2階の展示 -海苔づくりの1年と道具- 海苔下駄

海苔を育てるために海中に建たてた木や竹をヒビ(篊)と呼びます。海でヒビを建てる作業は9月中旬から始まります。海底にヒビを建てる穴をあける棒の振り棒を突き立て柄えをゆすり、振り棒の股を踏ふみ込みます。

大森 海苔のふるさと館 2階の展示 -海苔づくりの1年と道具- 海苔下駄の体験

海底に穴をあけたら、そこにヒビの根元を差し込みます。作業場所の水深によっては高さ1~5尺(約30から150センチメートル)の下駄を履き分けるそうです。図のある説明が掲示されているので、理解が深まりますね。

大森 海苔のふるさと館 2階の展示 -海苔づくりの1年と道具- 海苔下駄の体験

木や竹のヒビを建てた時代に使われた「海苔下駄」と「振り棒」が体験できるようになっていましたが、コロナ禍なので使用中止になっています。

大森 海苔のふるさと館 2階の展示 -海苔づくりの1年と道具-

映像で見るだけなく実物を見ることで、道具の大きさや構造の理解が深まります。冬の冷たい海で海苔を収穫し、朝早くから海苔を簀(さく)に付ける苦労の多い仕事をする人々に思いを馳せることができます。

大森 海苔のふるさと館 2階の展示 -海苔づくりの1年と道具-

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。