水車が生み出すエネルギー 埼玉県立 川の博物館 水車小屋広場

埼玉県立 川の博物館 水車小屋広場は、埼玉県大里郡寄居町小園にある水車です。

皆野のコンニャク水車

埼玉県立 川の博物館 水車小屋広場には2台の水車が置かれ、水車のメカニズムと水車が生み出すエネルギーについて学習できるようになっています。

皆野のコンニャク水車

皆野のコンニャク水車は、1960年頃までコンニャクのアラコ挽きに使用されていた水車を復元したものです。水輪は直径が7.3メートルあり、水の力を利用して一定のリズムで杵が臼を突いています。雪や雨の音と相まって、なかなか良い雰囲気が出ていますね。

コンニャクのできるまで

小屋にはコンニャク水車の説明板や、コンニャクのできるまでについて書かれた説明板など、学習できるコンテンツが用意されていました。

東秩父の精米水車

東秩父の精米水車は1945年頃まで稼働していた水車で、花園町の旧家で庭園の一部として保存されていたのを復元したものだそうです。水車には、水輪のどの位置に水がかかるのかによって、上掛け式、胸掛け式、下掛け式の3種類の形式がありますが、東秩父の精米水車は本来、上掛け式だったものを、敷地の関係で胸掛け式に変更し、アレンジを加えているそうです。

東秩父の精米水車

実際に稼働する水車を目の前で見ると、水車のメカニズムや水車が生み出すエネルギーについて理解が進みまね。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

日本一の大きさ 埼玉県立 川の博物館 大水車

埼玉県立 川の博物館 大水車は、埼玉県大里郡寄居町小園にある水車です。

埼玉県立 川の博物館 大水車

埼玉県立 川の博物館 大水車は日本一の大きさの「大水車」で、水輪の直径は24.2メートル、水輪の幅は1.9メートル、バケット個数は64個もあるヒノキで作られてた水車です。1997年8月1日の川の博物館の開館に合わせて作られました。

埼玉県立 川の博物館 大水車

水車の形式は胸掛け水車で、バケット容量は約0.1立方メートル、約1分で1回転するそうです。当初の直径は23メートルで、2004年に岐阜県で直径24メートルの大水車が完成し、日本第2位の大きさになりましたが、その後、2017年に改修工事が行われ、2019年7月に直径24.2メートルとなり、日本第1位に返り咲いたそうです。

埼玉県立 川の博物館 大水車

大水車は水道水を循環させポンプアップし、バケットに溜まった水の重力により回転しますが、軸受けのベアリングの性能がよく、水輪全体のバランスもよいので、わずか40キログラム程度の力で回転するそうです。

埼玉県立 川の博物館 大水車

近くで見ると、かなりの迫力です。観覧車と比較しても、勢いが違いますね。

バケット

大水車の近くには、バケットの展示が行われていました。バケットの各部品にはラベルが付いていて名称が分かるようになっています。1つ1つのバケットはかなり大きいですが、このバケットを64個組み合わせると、あの大水車になるそうです。

埼玉県立 川の博物館 大水車

見応えたっぷりの埼玉県立 川の博物館 大水車。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。