江戸時代の美意識が色濃く残る庭園 鹿野山 神野寺 庭園

鹿野山 神野寺 庭園は、千葉県君津市鹿野山にある庭園です。

鹿野山 神野寺 庭園

鹿野山 神野寺は、日本で4番目に開かれた関東最古の名刹(古寺)で、関東三大修験道(鹿野山、筑波山、榛名山)の一山です。庭園は本堂の裏手にあります。庭園は江戸時代に築庭された庭園で、千代田城の庭園を模して造られ、江戸時代の庭園の美意識が色濃く残っています。庭園内には、どうだんつつじやさつきなどの花が植えられていて、季節ごとに異なる美しい花々が庭園を彩ります。

鹿野山 神野寺 弁財天

散策していると弁財天がありました。庭園の中にある弁財天は、どこか神秘的な雰囲気を感じます。庭園の中央には全国的にみても珍しい、歯の塚の「お歯塚」もありあす。

鹿野山 神野寺 奥の院

奥の院には本尊として白狐に乗った烏天狗が安置されていますが、この天狗様は秘仏のため、普段は拝み見ることはできないそうです。年に一度、10月9日10時から特別開扉され、天狗様の大下駄などに触れることで足腰のご守護並びに健康を祈念することができるそうです。

鹿野山 神野寺 庭園

庭園の池では鯉が悠然と泳いでいました。日本の自然と伝統文化が調和する美しい庭園で、趣深さやを心ゆくまで楽しむことができます。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。