根本が強インパクト 巌殿山正法寺(巌殿観音) 大銀杏

巌殿山正法寺(巌殿観音) 大銀杏は、埼玉県東松山市岩殿にある木です。

巌殿山正法寺(巌殿観音) 大銀杏

大銀杏は、物見山の中腹に位置する岩殿山修善院正法寺観音堂の横に立つ、埼玉県内最大のイチョウの木です。樹高は約25〜30メートル、根周りは約11〜13メートルほどもあり、樹齢は700年を超えると推定されています。

巌殿山正法寺(巌殿観音) 大銀杏

正法寺では、12月初旬に観音フェスが開催されます。黄色く色づいた大銀杏と美しい音楽に耳を傾けて観音さまに祈りを捧げる秋の終わりの夜長のひとときに行われる秋祭りです。

巌殿山正法寺(巌殿観音) 大銀杏

大銀杏の根は、無数のヘビが絡み合うようなおどろおどろしい様子に見えます。根元には大きな岩があり、この岩の上を這うように乗り上げて成長したため、このような根になったそうです。

見取図

正法寺は戦国の戦火など何度も火災に遭い、大銀杏も火の粉を浴びましたが、幸い影響はなく、秋の深まりが感じられるようになると見頃になった黄葉が木の周り一面に敷きつめられ、訪れた人を幻想的な世界へと導きます。

11月末から12月初旬にかけて、16時半ごろからライトアップを行なっているそうなので、次回はその時期に来てみたいですね。

それでは、また。

推定樹齢1000年超 北口本宮冨士浅間神社 冨士太郎杉と冨士夫婦檜

北口本宮冨士浅間神社 冨士太郎杉と冨士夫婦檜は、山梨県富士吉田市上吉田にある巨樹です。

冨士太郎杉

拝殿に向かって左には、冨士太郎杉がありました。冨士太郎杉は、樹高は45メートル、幹囲は8.2メートル、推定樹齢1000年と伝承され、1958年に山梨県の天然記念物第1号に指定されました。

冨士夫婦檜

拝殿に向かって右には、冨士夫婦檜がありました。冨士夫婦檜は、樹高33メートル、幹囲 7.7メートル、推定樹齢300年以上です。

冨士夫婦檜 (2017)

冨士夫婦檜は、1本のヒノキが途中で2本に分岐し、地上12メートル付近で再び合着していることから、互いに寄り添おうとしているかのような姿に見えるので、冨士夫婦檜と呼ばれるようになったそうです。

冨士太郎杉と冨士夫婦檜

歴史の雄大さと自然の神秘を感じさせる冨士太郎杉と冨士夫婦檜。本殿の裏手には冨士次郎杉、富士登山道吉田口の先の大塚丘には大塚丘のヒノキもあるそうなので、次回は行ってみたいですね。

それでは、また。

  • 2017/5/20 初版
  • 2022/2/23 更新

縁結びのパワースポット 連理の楓の木 河口浅間神社

連理の楓の木 河口浅間神社は、山梨県南都留郡富士河口湖町河口にある連理木です。

河口浅間神社

連理の楓の木は、河口浅間神社にある連理木で、縁結びのパワースポットとして有名です。

連理の楓

連理木(れんりぼく、れんりぎ)は、2本の樹木の枝、あるいは1本の樹木の一旦分かれた枝が癒着結合し、再び1本の枝になった木のことをいいます。2本の木が途中で1本になっているのが分かりますね。

連理の楓

連理は、別々のものが重なって1つになるという意味なので、「連理の楓」は、縁結びのパワースポットとして有名です。連理の楓の木の周りを回ることで、男女の仲が深まるという言い伝えもあり、縁結びのご利益たっぷりですね。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。