太平洋を一望できる絶景 飯岡刑部岬

飯岡刑部岬(いいおかぎょうぶみさき)は、千葉県旭市下永井にある岬です。

飯岡刑部岬

飯岡刑部岬は、屏風ヶ浦南端に位置し、千葉県旭市の太平洋に突出する地形をした岬です。刑部岬の最大の見どころは、太平洋を一望できる絶景です。晴れた日には、遠く房総半島の先端まで見渡すことができ、夕暮れ時には美しい夕陽を眺めることができます。

飯岡刑部岬

飯岡刑部岬の周囲は、県立九十九里自然公園の園地として上永井自然公園が整備され、太平洋と九十九里浜の雄大な景色を堪能できる絶景スポットとして知られています。

飯岡刑部岬

飯岡刑部岬では、飯岡刑部岬花火大会が毎年8月上旬に開催されます。約1万発の花火が打ち上げられ、海と夜空を彩ります。花火が描かれた透明のガラスパネルが置かれていました。透明ガラスパネルに描かれた花火は、見る位置によって表情を変えます。花火が鮮やかに輝き、まるで空に打ち上げられているような臨場感を味わえます。

飯岡刑部岬 飯岡漁港

飯岡刑部岬の周囲には、飯岡刑部岬展望館や飯岡漁港があるので、今から行ってみたいと思います。

それでは、また。

光と風を感じる展望施設 飯岡刑部岬展望館

飯岡刑部岬(いいおかぎょうぶみさき)展望館は、千葉県旭市上永井にある展望台です。

飯岡刑部岬展望館

飯岡刑部岬展望館は、屏風ケ浦(びょうぶがうら)の西端に位置する高さ約60メートルの断崖絶壁、刑部岬(ぎょうぶみさき)にある展望施設です。眼下に飯岡漁港が広がり、遠くに九十九里浜の湾曲した海岸線を一望することができます。

飯岡刑部岬展望館

飯岡刑部岬展望館は、3階建ての建物で屋上には展望デッキがあります。地上から階段が2階へと続き、まるで海を見下ろす神殿のような佇まいです。

飯岡刑部岬展望館

階段で2階へ向かうことができますが、エレベータも完備しています。1階は多目的室と環r事務所、2階はパノラマ展示室、3階が光と風のデッキです。

飯岡刑部岬展望館

飯岡刑部岬展望館は、2001年にオープンしました。南には太平洋、西には九十九里浜、東に飯岡漁港を一望できます。その絶景は、思わず息をのむほどの美しさです。運がよければ、遠くに富士山をみることができます。

飯岡刑部岬展望館

飯岡刑部岬展望館は、昼だけでなく夜も楽しめる絶景スポットとして知られています。「日本の夕陽・朝日百選」や「日本夜景遺産」にも認定されていて、その美しい景色は多くの人を魅了しています。

飯岡刑部岬展望館

3階には24時間利用可能な半屋外展望スペース「光と風のデッキ」があります。螺旋階段があるので、これを登ります。

飯岡刑部岬展望館 光と風のデッキ

飯岡刑部岬展望館の3階にある展望スペース「光と風のデッキ」は、太平洋と九十九里浜の湾曲した長い海岸線を一望できる絶景スポットです。デッキはぐるりと一周できるようになっているため、太陽の光と刑部岬を吹き抜ける風を感じながら、360度のパノラマビューを楽しむことができます。

飯岡刑部岬展望館 パノラマ展示室

2階にある「パノラマ展示室」は、飯岡刑部岬周辺の自然について学ぶことができる施設です。資料や写真を通して、九十九里浜、屏風ヶ浦、太平洋などの自然環境について理解を深めることができます。

飯岡刑部岬展望館

展示室には南向きと大きな窓があり、テーブルと椅子が設置されています。大きな窓から太陽の光が降り注ぎ、開放的な空間が広がっています。景色を眺めながらゆっくりと読書したり、友人と談笑したりすることができます。

飯岡刑部岬展望館

飯岡刑部岬展望館は、太平洋と九十九里浜の海岸線を一望することができる展望施設です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

銚子ジオパークの拠点施設 銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、千葉県銚子市八木町にある博物館です。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、銚子の大地の成り立ちのほか、それにかかわる人の暮らしや歴史、銚子の自然などを学ぶことができる博物館です。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、廃校になった中学校跡地を再活用した博物館です。行政主導ではなく、地域住民自らが主体となって運営しています。市民がジオパークに対して強い愛着と誇りを持っていることを示しています。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、国道126号から脇道に入ったところにあり、看板がわかりづらいので、見落として素通りしないよう注意が必要です。駐車場が併設されているので、車でのアクセスは、しやすい立地にあります。

銚子ジオパークミュージアム

館内に入ると、下駄箱の上には豊岡村役場の看板が置かれていました。豊岡村は、かつて千葉県海上郡に存在した村で、1956年に銚子市に編入合併されました。看板は、豊岡地区の歴史を伝える資料として、展示されているようです。

銚子ジオパークミュージアム

置かれているテーブルと椅子は、かつて中学校の教室で使われていたものと思われるものが並んでいます。テーブルと椅子は、ここが中学校だったという歴史を感じさせる貴重な存在です。実際に生徒たちが座って授業を受けていた姿を想像すると、感慨深いものがあります。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムのある建物は、銚子市地域交流センターとしても機能しています。銚子ジオパークミュージアムの他にも、考古資料展示室や地区集会室も併設しています。

銚子ジオパークミュージアム

「ジオパーク」は、地球の営みを理解することができる地質や地形が守られ、地質遺産の活用を通して地球や地域のことについて知り、未来のために我々自身がどのように行動することが必要なのかを考えることができる地域のことをいいます。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、銚子市全域を対象エリアとする「銚子ジオパーク」の拠点施設です。ここでは、岩石や化石などを展示していて、銚子の大地の成り立ちや、人々の暮らしの歴史について学ぶことができます。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムの展示は、パネルによる解説が中心で、銚子市ので採掘された石や岩が時代別に並んでいます。

銚子ジオパークミュージアム

一部の岩石は、実際に触れることができます。岩石を実際に触ることで、その質感や重厚感を肌で感じることができ、写真や説明文で見るだけでは得られない貴重な体験です。

銚子ジオパークミュージアム

展示室の一画には、クジラの化石が展示されています。この化石は大きなクジラの一部ですが、このクジラの化石から伝わってくる太古の息吹を感じながら、地球の歴史や生命の神秘について思いを馳せるのもよいですね。

銚子ジオパークミュージアム

銚子群層は、日本国内でも有数の白亜紀地層で、豊富な化石を産出することで知られています。その地層からは様々な化石が発掘されていますが、銚子で発見された最大級のコハクは必見です。

銚子ジオパークミュージアム

施設内にはマップやガイドブック、銚子ジオパークを回るのに役立つ情報や冊子が用意されています。ジオパークの見所を紹介するパネルの地点を回れば、銚子の自然や歴史、災害対策などについて学ぶことができます。

銚子ジオパークミュージアム

銚子CEOカルタは、銚子の歴史、文化、自然、産業などをテーマとした銚子市の魅力を伝えるカルタです。銚子CEOカルタは、単に遊ぶだけでなく、銚子市のことを学ぶきっかけにもなります。読み札に書かれている詩やイラストから、銚子の様々な魅力を知ることができます。カマボコ板で作られているのもユニークです。

銚子ジオパークミュージアム

銚子ジオパークミュージアムは、中学校の面影を感じることのできる、銚子市の魅力が伝わる博物館です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。