東北大震災復興のシンボル 奇跡の一本松

奇跡の一本松は、岩手県陸前高田市気仙町にある松の木のモニュメントです。

気仙川

奇跡の一本松は、気仙川が広田湾に流れ込む先にあります。

東北大震災のテレビ映像で何度も見ましたが、この場所に大津波が来るとは想像できないほどのどかな場所ですね。

陸前高田バイパス

バイパスはすっかり新しい道路になり、橋脚もしっかりしていますね。

周りを見渡すと、ひび割れた道路があったり、崩れた建物があったりと、何年も経過しても被害がいまもなお残っているのが確認できます。

現場は、大きな重機や歩行者用の通路があり、復興整備の途中であることが分かりますね。

工事現場

奇跡の一本松方面へ歩いて行くと、遠くに見えてきました。

奇跡の一本松

奇跡の一本松はは、震災後、根が腐り枯死と判断されました。

幹を防腐処理し、心棒を入れて補強したりして枝葉を複製したものに付け替えたりして保存作業を経て、元の場所に再び立てられたそうです。

奇跡の一本松は、東北大震災復興のシンボルですね。

ヒョロ松君

奇跡の一本松はアンパンマンの原作者により「ヒョロ松君」としてキャラクター化されているそうです。

奇跡の一本松の訪問後は、近くに一本松茶屋があり、休憩することもできます。

今はまだ奇跡の一本松周辺は整備中のようなので、数年後に再度訪れてみたいですね。

それでは、また。

秘境と呼ばれた渓谷 猊鼻渓

猊鼻渓は、岩手県一関市東山町長坂町にある渓谷です。

猊鼻渓

猊鼻渓は、砂鉄川が石灰岩を浸食してできた渓谷です。

高さ100mを超える断崖が、約2kmに渡って続いているそうです。

渓谷

1925年に国の史蹟名勝天然記念物、名勝指定県内第一号に指定され、今では観光名所として多くの人が訪れています。

川の流れは静かで、船頭が竿一本で巧みに舟を操り唄う「げいび追分」の舟下りが有名でね。

山菜そば

お昼過ぎだったので、山菜そばを頂きました。

猊鼻渓

今回はランチのみでしたが、今度来る時は舟下りを体験してみたいですね。

それでは、また。

平泉の世界、平泉の文化遺産 中尊寺

中尊寺は、岩手県西磐井郡平泉町にあるお寺です。

中尊寺

中尊寺は850年に開山し全盛期には40以上の堂塔、300以上の僧坊があったといわれています。

2011年、中尊寺を含む「平泉の文化遺産」が世界文化遺産に登載されました。

中尊寺

お寺の天井に歴史を感じますね。

今日は目の眩むほど暑い日ですが皆さん観光に来ています。

金色堂

中尊寺の金色堂(こんじきどう)は、その名の通り、金箔で覆われていて、極楽浄土を表しているそうですが、撮影禁止になっています。

鐘楼

鐘楼は、十年以上前に修学旅行で来た際に写真撮影をしたことがあります。

当時の鐘楼と比較しても、全く同じ佇まいになっていますね。

ひらがなの「め」と書かれた絵馬や、「め」がいくつも描かれた旗がありました。

中尊寺は「め」のご利益があることで有名なので、眼病や眼の疲れに悩みがある人はお参り必須ですね。

平泉の風景

清らかな静けさ、空気の美しさ、緑の美しさと、緑豊かな起伏のある中尊寺。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。