北海道庁赤れんが庁舎(旧本庁舎)

北海道庁赤れんが庁舎(旧本庁舎)は、札幌市中央区にある建造物です。

北海道庁

1888年に建てられた北海道庁旧本庁舎は「赤れんが庁舎」の愛称で知られ、煉瓦づくりの旧本庁舎は、現在の新庁舎ができるまで約80年に渡って利用された歴史ある建物です。

エントランス

約250万個のれんがや、明治時代に作られたひずみのある窓ガラスは、まるでタイムスリップしたような感覚になりますね。

内観

館内は、玄関やホール、そして廊下や階段に赤い絨毯が敷かれた豪華な造りになっていて、二階には北海道の開拓に関する絵画が飾られ、明治の札幌の街を再現したジオラマなどもあり北海道の歴史を学ぶことができます。

記念室

歴代の長官や知事が執務を行っていた記念室には、椅子がたくさん並んでいますね。手のこんだ唐草模様の彫刻で飾られた出入口の枠や窓まわりはかなり作り込みがされている雰囲気がありました。

北海道庁赤れんが庁舎の夜間はライトアップが行われ、重厚な煉瓦づくりの建物が浮かび上がるように見えるそうなので、次回はその時間帯に来てみたいですね。

それでは、また。

日本最古の振り子時計 札幌市時計台

札幌市時計台は、北海道札幌市中央区にある歴史的建造物です。

外観

時計台の正式名称は「旧札幌農学校演武場」です。

1876年に開校した北海道大学の前身の札幌農学校が、学生に強い体力を養うことを目的として作った施設で、2階部分が演武場(体育館)になっています。

札幌市時計台

当初は時計塔はなく、授業の開始や終了を告げる小さな鐘楼が屋根の上にあっただけだそうですが、発注した塔時計の機械が予想以上に大きく、時計塔を造り直して設置したことが時計台の始まりだと言われています。

時計のサイズをしっかり確認しなかったことが時計台の起源なのは驚きですね。

エントランス

札幌市時計台は2階建てのコンパクトにまとまった感じの建物です。建築後100年以上経過しているので、歩くとギシギシと床が音を立てています。

展示室

1階には、「札幌農学校の全景模型」や「時計台の概要」などの資料が展示され、札幌市時計台に関する歴史について知ることのできる大展示室がありました。

振り子時計

2階には、演武場の広い空間の他に、実物の塔時計姉妹機が展示されています。

国の重要文化財に指定された「3867号機」は、稼働している国内最古の塔時計台装置で、1日のずれは1秒程度とのことです。

時計

重力を利用した振り子の動力で稼働する時計は、間近で見ると迫力がありますね。寒いと振り子が縮んで時計が進みやすく、夏は伸びて遅れやすくなるので、毎日を調整しているそうです。

日本最古の振り子時計がある札幌時計台。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

沖縄を代表する観光スポット 首里城公園

首里城公園は、沖縄県沖縄県首里金城町にある公園です。

守礼門

首里城公園は、守礼門や園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)といった文化財のある公園で、園内にはレストランや売店もあり観光の休憩所としてとても賑わっています。

守礼は、礼節を重んずるという意味ですが、絶妙なバランスの門ですね。

広福門

広福門は扁額に「廣福」と書かれていて「福を行き渡らせる」ことを意味し、建物に門の機能を持たせた「建物付帯型門(ふたいがたもん)」は、首里城の城門の特徴的な形式だそうです。

久慶門

首里城の城壁は隅角部が上を向き、少し丸みを帯びていています。角には悪い気が集まりやすいといわれていて、角を無くすことで悪い気を集まりにくくするいう意味合いがあるそうです。城郭は自然の地形を生かした緩やかなカーブを描いていて美しいですね。

供屋

供屋や日時計のある広場の向こう側に首里城が見えてきました。

首里城

首里城は沖縄の歴史や文化を象徴する城で、首里城の歴史は琉球王国の歴史そのものであるといわれています。建物が朱色の神社はたまに見かけますが、首里城御庭は地面も朱色と白のしましま模様です。

沖縄の歴史文化を象徴する貴重な文化遺産の首里城。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。