八王子の由来ともいわれる由緒ある神社 八王子神社

八王子神社は、東京都八王子市元八王子町にある神社です。

八王子神社

八王子神社は、東京都の西部の関東山地東端と丘陵地が接する境界に位置する、独立峰のようにそびえる標高460メートルの深沢山(城山)に頂上付近に鎮座する神社です。八王子の地名由来となった由緒ある神社で、周囲は、深い木々が生い茂り、城山川の谷戸部分の変化に富む地形が広がります。

八王子神社 二の鳥居

八王子神社は、八王子城跡に鎮座しています。八王子神社への登山道は、八王子城 本丸跡と同じ経路です。八王子城跡公園入口には一の鳥居があり、その奥には二の鳥居が続きます。

八王子城跡

八王子神社までの登山道は、休憩用のベンチが設置されるなど、整備されていますが、比較的急勾配で、20分ほどの長い道のりです。整備されていない場所への立ち入りは危険です。

八王子城跡

八王子神社は、山頂付近に位置します。八王子神社の登山道の途中からは、八王子市街地や奥多摩の山々を一望することができます。訪れた時は、小雨が降り、暑い雲が広がっていました。空気がどんよりと重く感じる夕暮れ時、普段とは違った雰囲気を覚えます。

八王子神社

八王子城の麓の滝は、自刃した家人たちの血で染まったと伝わる凄惨な古戦場です。要害の頂上にある八王子神社の参拝は登山に等しく、それなりの準備と体力が必要です。

八王子神社

八王子神社は八王子の由来ともいわれる由緒ある神社です。日本遺産に認定されたこともあり、本殿の造りも凝っています。八王子神社の社殿は、古い建物を守るように覆殿により囲われています。

八王子神社

覆殿は、令和元年東日本台風で、イチョウの大木の枝が折れて屋根が破損したことから、修復が行われました。修復された新しい覆殿は、新たな姿で八王子神社の歴史と伝統を守り続けています。八王子神社の左横にある境内社の横地社は、八王子城の本丸を守っていた横田監物を祀る社です。奥多摩町で祀られていたものの、ダム建設に伴い当地へ移されたものだといわれています。

八王子神社

八王子神社の裏手を登ると、八王子城 本丸跡があります。そこからは、八王子神社の全景を眺めることができます。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

八王子城の史跡の配置がよく分かる地形模型 八王子城跡 屋外地形模型

八王子城跡 屋外地形模型は、東京都八王子市元八王子町にある展示場です。

八王子城跡 屋外地形模型

八王子城跡 屋外地形模型は、標高460メートルの深沢山(城山)や八王子城の史跡の配置がよく分かる地形模型です。

八王子城跡 屋外地形模型

屋外地形模型は、登山口と管理棟の間の広場に目立つような形で設置さています。八王子城跡屋外地形模型は、東屋の中に設置されています。夏の時期には日陰になり、雨の日は濡れることなく、模型を見学することができます。

八王子城跡 屋外地形模型

登城前に模型を確認しておけば、八王子城の配置を把握することができ、登城の見学がより楽しくなります。写真を撮っておけば、登城後に八王子城の全体像を振り返ることができます。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

日本100名城スタンプ ボランティアによるガイド 八王子城跡 管理棟

八王子城跡 管理棟は、東京都八王子市元八王子町にある事務所です。

八王子城跡 管理棟

八王子城跡 管理棟は、八王子城跡のエントランス付近にある建物です。八王子城の知識を学べたり、トイレや休憩スペース、自動販売機もあるので、休息場所として利用できます。

八王子城跡

八王子城跡 管理棟の付近には、北条氏の家紋の三つ鱗の植栽があります。この植栽は、北条氏の歴史と八王子城の象徴として、多くの人々に親しまれています。

八王子城跡 管理棟

訪れた日は、夕方を過ぎて大雨が降り出してきました。管理棟は、エントランス付近に屋根があるので雨宿りをすることができます。

八王子城跡 管理棟

八王子城跡 管理棟では、ボランティアによるガイドも行っていて、八王子城や城主・北条氏照について、わかりやすく説明をしながら八王子城跡内を案内してくれるそうです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。