大月市の歴史 寄贈された様々な道具 大月市 郷土資料館 1階

大月市 郷土資料館は、山梨県大月市猿橋町猿橋にある資料館です。

大月市 郷土資料館

大月市 郷土資料館は、大月市の歩んできた歴史を学習することができる施設で、地域の学習の場や観光の場として、幅広い層の人々に利用されています。

大月市模型

資料館は中央自動車道の談合坂スマートインターチェンジと大月インターチェンジの中間の場所にあります。猿橋公園に隣接し、北には桂川、近くには名勝「猿橋」があります。館内には大月市の模型があり、古くから甲州街道の追分として交通の要衝周囲にあった大月市は、周囲を山に囲まれた地形であることがよく分かります。

猿橋

猿橋が徒歩圏内ということもあり、猿橋の大型模型が展示されていました。相模原市に住んでいる建具職人が寄贈した精巧な猿橋の模型で、約30分の1スケールの見事な作品です。

猿橋

模型の猿橋は、実際の猿橋と比較しても遜色のない精巧な作りになっていて、桔木造りのその特異な構造が緻密に再現されています。

生業の道具の展示

古くから河岸段丘に集落が形成されてきた大月市は、生活が営まれてきた地域は深い谷の地形で、水田の場所が限られていたため、織物産業が発達したそうです。資料館の1階では、一昔前まで大月市内で生活や生業に使用されていた道具の展示が行われています。

生活の道具の展示

市民から寄贈された生活の道具の展示では、大月市の歴史とそこに生きた人々について学ぶことができます。けん玉やコマなど懐かしいおもちゃが展示されていますね。

学習机

廃校になった大月市の学校で使われていた机だと思いますが、かなり使い込まれた学習机の展示が行われていました。何年にも渡って子供たちに使われてきた机は、歴史を感じます。

蚊帳

最近は使う機会がない蚊帳の展示が行われていました。身近な生活の道具の展示は親近感があり、実際にモノを見ると、昔夏場に使った蚊帳の記憶が甦りますね。

資料館は2階建てなので、今から上の階に行ってみたいと思います。

それでは、また。