富士吉田随一の浅間神社 世界遺産「富士山」の構成資産 北口本宮冨士浅間神社

北口本宮冨士浅間神社は、山梨県富士吉田市上吉田にある神社です。

北口本宮冨士浅間神社 拝殿

1900年以上の歴史を重ねてきた北口本宮冨士浅間神社は、富士吉田を代表する由緒ある神社です。訪れたのは2月で、屋根に積もった雪が溶け、ポツンポツンと水滴が落ちていました。

北口本宮冨士浅間神社 拝殿

境内は広いのですが、拝殿の左右には冨士太郎杉と冨士夫婦檜のご神木がそびえ、国内最大の木造鳥居や隋神門、神楽殿や拝殿や手水舎などがあって、どこを見ても重要文化財ががひしめき合っています。

北口本宮冨士浅間神社 拝殿

きらびやかな本殿は、細やかな技巧を尽くした装飾が施され、1900年の歴史と重みを感じますね。

神楽殿

訪れた日は2月の23日で、神楽殿では、陛下の御誕生日を祝い聖寿の長久を祈るお祭りの天長祭の準備が行われていました。2月23日は「富士山」の日なので、あちこちでイベントが行われているようです。

神楽殿

1737年に建立した神楽殿は、4本の柱で全体を支える梁間1間、桁行1間の正方サイズです。神社に奉納される太々神楽は県指定の文化財になっています。

手水舎

手水舎は軒下に豊かな装飾が施され、手水舎としては規格外の派手を誇ります。富士山の溶岩から削り出された巨大な岩から作られた水盤で、そこには鋭い目の龍が鎮座しています。

お守り販売所

御朱印は拝殿の横の場所で頂くとができますが、お守りやお札は神楽殿の横にある建物内で販売されていました。北口本宮冨士浅間神社は商売繁盛や子孫繁栄や病気平癒のパワースポットとされ、絵馬や富士山のデザインの入った可愛いお守りなど数多く並んでいます。

お守り

中身の分からないガチャのようなお守りを購入してみました。すると、太陽が富士山の後ろから登るイメージをデザインしたお守りが当たりました。アニメの1シーンのような可愛い感じのお守りですね。

北口本宮冨士浅間神社

世界遺産「富士山」の構成資産の一つであり、歴史の雄大さと自然と神秘をうかがい知ることのできる北口本宮冨士浅間神社。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。