初詣といえば 川崎大師 平間寺

川崎大師 平間寺(へいけんじ)は、神奈川県川崎市川崎区大師町にあるお寺です。

川崎大師

川崎大師は神奈川県の初詣や厄除けスポットとして有名なお寺です。

周辺には仲見世や大師公園もあり、観光客や地元の人々でとても賑わっていますね。

大山門

川崎大師の東側には大山門があり、門の四方には持国天像(東方)、増長天像(南方)、広目天像(西方)、多聞天像(北方)が奉安され、提灯には「魚がし」の文字が書かれていていますね。

開創850年の記念事業として1977年に建てられたそうです。

常香炉

川崎大師は厄除けの大師として知られていて家内安全、交通安全などにご利益があり、自動車交通安全祈祷殿ではドライバーと車体への祈祷を行っています。

祈りの平和の像

祈りの平和の像は、富士山の上に光臨した観音をモチーフとした女神と、鹿野苑で楽器を奏でる天女がいて、中央の女神が「祈り」、周囲の天女が「平和」を表しているそうです。

不動堂

不動堂は、1890年に成田山新勝寺の本尊の分躰を勧請した不動明王像が祀られていますが、現在の建物は1964年に再建されたものだそうです。

境内

不動堂の境内からは、八角五重塔や不動門を一望できます。

川崎大師では毎月20日と21日に縁日が開かれるので、この日は正月と同等の出店数があり、屋台を存分に楽しむことができるそうです。

境内

夕方を迎えると、川崎大師の境内はひっそりとしていますね。

鶴の池

境内の南側には鶴の池や、やすらぎ橋がありますが、夜になる控えめなライトアップが行われています。散策するには最高のロケーションですね。

釈尊像

やすらぎ橋の欄干には悟りへの階段を表す梵字が24文字刻まれていて、この橋を渡った先には正面に坐像の釈尊像(降魔成道釈迦如来像)がありました。

金色の釈尊像がライトアップされ、さらに金色に輝いて見えます。お祈りすることで大変なご利益がありそうですね。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。

  • 2015/4/19 初版
  • 2021/10/24 更新

雷門の提灯がシンボル 浅草寺

浅草寺は、東京都台東区浅草にあるお寺です。

雷門

「雷門」と書かれた赤い大提灯は浅草寺のシンボルで、雷門の前はいつも賑わっていますね。

雷門

「雷門」の正式名称は「風雷神門」といい、風神と雷神は風雨を司る神で、風水害を除け五穀豊穣の祈りが込められています。

仲見世

浅草寺の表参道に位置する仲見世は、雷門から宝蔵門まで長さ約250メートルにわたる商店街で、参道の両側に並ぶ朱塗りの店舗は、日本で最も古い商店街のひとつだそうです。

宝蔵門(仁王門)

以前は仁王像が安置されていたことから仁王門と呼ばれていたそうですが、火災などによる再建後は、経蔵を兼ねて伝来の経典や寺宝を収蔵することから宝蔵門と呼ばれるようになったそうです。

宝蔵門(仁王門)

朱塗りの楼門の宝蔵門は迫力がありますね。

常香炉

常香炉はもくもくと煙が立ち込めています。

参拝者の身体を清める目的と、「香炉の煙を体の悪いところにかけると治りが良くなる」という言い伝えがありますが、外国人が不思議な顔をして見ていますね。

本堂(観音堂)

本堂は幾度も被災し再建を繰り返し、現在まで20回ほど再建され、浅草寺の本堂には聖観世音菩薩を奉安されていることから、観音堂とも呼ばれているそうです。

本堂

浅草寺の山号は「金龍山」ですが、提灯の下には龍の彫刻が施されていて、ここも浅草寺の見どころの一つです。

境内の様子

お正月でもなく大晦日でもない普通の休日ですがものすごく混んでますね。

本堂の様子

1958年に再建された現在の鉄筋コンクリート製の本堂の天井には、「龍の図」と「天人散華の図」の天井画が書かれています。

おみくじ

おみくじを引いたら「凶」が出ました。

おみくじ

インターネットで検索をすると、浅草寺のおみくじの「凶」は比較的出やすいそうです。

おみくじ結び所

しかし、おみくじ結び所には数個しか結んでいないようなので、出にくい等級のようですね。

おみくじ

せっかく「凶」が引けたので結んできました。

境内からの眺め

浅草寺には五重塔や影向堂などの見どころもありますが、今日は時間の都合でここまでとしました。

仲見世通り付近

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

  • 2007/6/16 初版
  • 2015/4/11 更新

新選組土方歳三の菩提寺 高幡不動尊 金剛寺

高幡不動尊 金剛寺は、東京都日野市高幡にあるお寺です。

仁王門

高幡不動尊 金剛寺は、関東三大不動のひとつで、幕末に活躍した新選組副長土方歳三の菩提寺としても有名です。

不動堂

1958年に改修された不動堂は、高幡不動尊 金剛寺を代表する建物で、仁王門とともに国指定重要文化財に指定されています。

境内は約4,000坪、隣接する山林を合わせると3万坪の敷地があり、初夏はあじさいまつり、秋は紅葉など四季折々の花を楽しむことができ、毎月第2日曜日はリサイクル市、第3日曜日はござれ市(がらくた市)など、イベントが定期的に開かれています。

土方歳三

高幡不動尊 金剛寺は土方歳三の菩提寺で、土方家は檀家頭格の家柄だそうです。近くには土方歳三資料館資料館があり、ゆかりのある場所なんですね。

5年の歳月をかけて竣工した五重塔は、高さ39.8メートル、総高45メートルで、内部は年に一度の「春季大祭国宝まつり」の期間中に一般公開され、内部のらせん階段の壁には壁画の彫刻があるそうです。

奥殿

奥殿では、たくさんの文化財を収蔵・展示する宝物殿になっていて、1階が展示室、2階が収蔵庫です。土方や新撰組ゆかりの資料が展示されています。千年ぶりの修復を終えたばかりとのことで、鮮やかな朱色の御堂ですね。

弁天堂

弁天池の島に建つ朱塗りの弁天堂は、正月7日間だけ開帳されるそうです。

境内の様子

高幡不動尊 金剛寺はお正月の時期には、多くの屋台が立ち並び賑やかになります。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

  • 2015/3/22 初版
  • 2017/10/8 更新
  • 2021/9/23 更新