関東三大不動の一つ 高幡不動尊の大晦日と初詣

高幡不動尊(たかはたふどうそん)は、東京都日野市高幡にあるお寺です。

高幡不動尊

高幡不動尊は京王線高幡不動駅から徒歩約5分のところにあり、関東三大不動の一つとして有名なお寺です。

参道

大晦日は京王線が終夜運転することもあって大晦日らから大混雑していますね。屋台も出ているのでとても活気があります。

高幡不動の初詣は毎年数十万人の来場があり、駅から境内まで行列ができるほどの混雑ぶりです。交差点で警察やガードマンが交通整理をしていました。

仁王門

高幡不動尊は交通安全や商売繁盛、合格祈願や必勝祈願などのご利益があるとされ、毎年多くの人が初詣に訪れます。

仁王門

ハンドルを握るドライバーの悪心を祓い、迷うことなく運転することを目的とした自動車の交通安全祈願も行われています。

高幡山大日堂

高幡山大日堂は優れた彫刻群を鑑賞でき、外陣の天井の「鳴り龍」の龍の絵の下で手を叩くと妙音を発し、願い事がかなうとされています。

高幡不動尊の五重塔も見どころの一つです。美しい五重塔は夜にはライトアップされ、日中とは違った雰囲気になるのも魅力ですね。

機会があれば、再度初詣に来てみたいですね。

それでは、また。

  • 2004/12/22 初版
  • 2006/1/3 更新
  • 2007/1/1 更新
  • 2011/12/31 更新

豊かな緑に囲まれた 野火止 平林寺

平林寺は、埼玉県新座市野火止にあるお寺です。

総門

1375年に創建された金鳳山平林寺(きんぽうざんへいりんじ)は、禅師が修行した場所が鳳台山保寧寺であったことから山号が金鳳山となり、寺の伽藍が平坦な林野に見え隠れする様子から平林寺が寺号となったそうです。総門は拝観者を迎える茅葺屋根の堂々たる風格ですね。

拝観受付

境内に入るには拝観受付が必要です。

山門

築300年を超える風格を湛える平林寺のシンボルの山門は、江戸時代前期、平林寺が岩槻から移転された際に、現在の地に移築され、県指定有形文化財となっています。

仏殿

仏殿は端正かつ威厳ある佇まいですね。こちらも県指定有形文化財です。

本堂

本堂は江戸末期の火災で焼失しましたが、明治期に再建されました。

本堂

金鳳山平林寺の各扁額は独特な書体が印象的ですね。

本堂

非公開ですが中を覗くことができるようになっています。

松平信綱公一族の廟所

3,000坪の墓域に170基余りの墓石が配された松平信綱公一族の廟所は、墓石数、保存状態の良さとも全国有数の廟所だそうです。

野火止塚

境内の林内には、塚がありました。ここから野火をみはったとのことです。

平和観音

散策路の途中には平和観音がありました。効能の時期には、観音像と紅葉が同時に楽しめるようです。

放生池

放生池(ほうじょういけ)は境内散策の憩いの場で、池の水はかつて野火止用水から通じていました。

中島 弁天堂

池には綺麗な円形の中島があり、島には弁天堂が佇んでいました。

秋になると平林寺は錦秋に染まり紅葉の名所として多くの参拝者が訪れるそうなので、次回はその時期に来てみたいですね。

それでは、また。

徳川将軍家とゆかりの深いお寺 増上寺

増上寺は、東京都港区芝公園にあるお寺です。

増上寺大門

増上寺は東京のど真ん中、東京タワーのふもとにあるお寺です。増上寺大門は大門駅と浜松町駅の付近にあり、門の下には道路が通っています。勝負運に効果ありといわれるパワースポットですね。

西向観音

増上寺内には西向観音(にしむきかんのん)があり、江戸33観音札所の第21番霊場になっています。鎌倉時代に製作された西向観音は、子育てと安産に霊験ありとされています。

三門

増上寺は国の重要文化財の三門「三解脱門」が有名です。間口10間4尺5寸(19.5メートル)、奥行5間(9メートル)、高7丈(21メートル)の三解脱門は、3つの煩悩「むさぼり(貪)、いかり(瞋)、おろか(愚)」を解脱して極楽浄土に入る心をつくるための門です。

大殿

徳川家の菩提寺として繁栄した増上寺の本堂「大殿」には、本尊「木造阿弥陀如来坐像」が安置されています。「南無阿弥陀仏」と唱えれば全ての人が、死後は平等に往生できるという教えが説かれています。

境内の背後に東京タワーがそびえ立ち、写真映えのスポットとしても注目ですね。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。