招き猫の魅力を存分に味わえる博物館 招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムは、愛知県瀬戸市薬師町にある博物館です。

招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムは、招き猫を数千点を展示する、日本最大の招き猫専門博物館です。前身の「日本招猫倶楽部 招き猫ミュージアム」は、群馬県吾妻群嬬恋村にあり、2005年に愛知県瀬戸市に移転しました。

招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムの建物は、大正時代の瀬戸の洋館建築を彷彿とさせるデザインです。印象的な外観は、瀬戸市中心市街地の新たなランドマークにもなっています。

招き猫ミュージアム

写真撮影NGの表示がありましたが、店員さんに聞いたところ、特に撮影しても問題ないとのことでした。1階のエントランスを抜け、2階に向かいます。

招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムでは、日本中から集められた招き猫コレクションが展示されています。

招き猫ミュージアム

歴史、寺社もの、郷土玩具ミュージアム、主要産地別、珍品、雑貨などに分類され、日本文化の一面を伝える見ごたえのある展示となっています。

招き猫ミュージアム

伏見人形の子持ち猫は、子猫を抱いた猫の姿を模した置物です。子猫の数は、1匹から3匹までとさまざまです。子猫の数が多いほど、子宝運や子育ての安泰を願う気持ちが強くなります。

招き猫ミュージアム

展示されている猫の顔は、一つ一つ違います。同じ種類の招き猫でも、表情や目の向き、そして置かれている場所によって、その印象は大きく異なります。

招き猫ミュージアム

個性溢れる招き猫が展示され、見ていて飽きません。

招き猫ミュージアム

郷土玩具の招き猫や、地元愛知産の瀬戸、常滑の古作など、ここでしか見られない品も展示されています。その独特の雰囲気は、訪れる人に福の気配を感じさせてくれます。

招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムでは、招き猫パワーで愛知県瀬戸市の出身の史上最年少プロ棋士藤井聡太さんを応援しています。史上最年少でプロ棋士になった時から、聡太招き猫を創り、館内に展示し、昇段ごとにのぼり旗を替えてきたそうです。

招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムでは、招き猫豆知識のコーナーもあります。招き猫の歴史や文化について、深く知ることができます。

招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムでは、置物、食器、アクセサリー、人形、絵画など、様々なジャンルの技巧を凝らして創り出されるキャットアートが展示されています。購入しやすいガチャガチャも置かれています。

招き猫ミュージアム

ガチャガチャを購入してみました。

招き猫ミュージアム

白の招き猫が入っています。白の招き猫は、福を招くといわれています。白の招き猫は、右手を上げた招き猫は金運を、左手を上げた招き猫は人を招き入れるといわれています。

招き猫ミュージアム

招き猫ポット、招き猫カップをはじめ、手ぬぐい、ストラップなど、さまざまな招き猫ミュージアムオリジナルの招き猫グッズが販売されているので、購入してみました。

招き猫ミュージアム

なんとも言い難い表情の猫の焼き物が入っています。太陽に当たって日向ぼっこをしている時の猫の表情にも見えます。猫は、日向ぼっこをするのが大好きです。猫が、太陽の光を浴びて、気持ちよさそうに目を細めているような表情をしているのかもしれません。この猫の焼き物は、見る人によってさまざまな表情に見えてくる、奥深い作品といえます。

招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムは、招き猫の魅力を存分に味わえる博物館です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

東京大空襲の被害と戦災 東京大空襲・戦災資料センター

東京大空襲・戦災資料センターは、東京都江東区北砂にある博物館です。

東京大空襲・戦災資料センター

東京大空襲・戦災資料センターは、東京大空襲の被害と戦災からの復興を、資料や展示を通じて伝えることを目的とした博物館です。館内は、写真撮影が禁止となっていました。

東京大空襲・戦災資料センター

常設展示では、戦時中の東京の様子や東京大空襲の被害、戦災からの復興の様子などを、写真や映像、模型などを使ってわかりやすく展示しています。東京大空襲や戦争に関するさまざまなテーマを取り上げ、新たな視点で東京大空襲・戦災を学ぶことができます。

東京大空襲・戦災資料センター

東京大空襲・戦災資料センターは、東京大空襲の被害と戦災からの復興を学ぶことができる、貴重な施設です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

国立市の歴史や文化に関する博物館 くにたち郷土文化館 前編

くにたち郷土文化館は、東京都国立市谷保にある博物館です。

くにたち郷土文化館

くにたち郷土文化館は、国立市の歴史や文化に関する資料を収集・展示し、市民の歴史学習の場として利用されている博物館です。国立市の原始・古代から近・現代までの歴史を、実物資料や解説パネル、模型、映像、パズルなどを通して、時代の流れに沿って見ることができます。

くにたち郷土文化館

くにたち郷土文化館は、地上1階、地下1階の2階建てです。展示のテーマは「過去・現在・未来を結ぶ―多摩川が育んだ段丘(ハケ)とともに生きる私たち―」で、国立市域を概観する6つのゾーンによって構成されています。

くにたち郷土文化館 エントランスホール

エントランスホールでは、矢川の模型、遺跡からの出土遺物などの、展示全体の導入的な要素のある展示が行われています。

くにたち郷土文化館 自然ゾーン(エントランスホール)

1926年の国立駅前の写真が飾られています。国立駅は、1926年に建築され、2006年に解体されたのち、2020年に再建されました。駅舎は国立市のシンボル、赤い三角屋根です。

くにたち郷土文化館 ハケゾーン

ハケゾーンでは、国立市の歴史を形成した「ハケ」に焦点を当てて展示を行っています。「ハケ」とは、多摩川の流れによって形成された河岸段丘のことです。国立市は、ハケによる豊かな自然と水資源に恵まれた環境の中で、人々は古くから暮らしてきました。ハケゾーンでは、多摩川の流れや武蔵野台地の形成、ハケの特徴、ハケに生息する動植物などについて、実物資料や映像、イラストなどを用いてわかりやすく解説しています。

くにたち郷土文化館 歴史ゾーン

歴史ゾーンは、国立市の原始・古代から近世・近代までの歴史を、実物資料や解説パネル、模型、映像などを通して、時代の流れに沿って展示・解説しています。原始・古代のテーマでは、旧石器時代から奈良・平安時代までの遺跡の出土遺物や遺構を、中世のテーマでは、谷保の城山、谷保天満宮、南養寺について、近世以降のテーマでは、江戸時代の村とくらし、甲州街道、明治時代の文化について展示・解説しています。

くにたち郷土文化館 くらしゾーン

くらしゾーンでは、国立市の人々の生活や文化を、ムラの行事とイエの行事の2つのテーマに分けて展示・解説しています。ムラの行事では、地域の人々が集まって行う祭りや講の様子を紹介し、イエの行事では、人生の節目となる冠婚葬祭で使用される用具を展示し、地域の人々が集まって行う儀式の様子を展示・解説しています。

くにたち郷土文化館 特別展示室

訪れた2023年3月、特別展示室では、電気がなかった頃の暮らしから、電気や電化製品が使われるようになった暮らしへの移り変わりについて紹介していました。メインテーマである明かりや暖房の道具を中心に、生活の道具や、人々の祈りや願いを伝える資料を多数展示しています。

くにたち郷土文化館 特別展示室

くにたち郷土文化館には、それぞれの部屋をつなぐ廊下内にも見どころがあるので、今から行ってみたいと思います。

それでは、また。