豪商の豪邸 蔵の郷土館 齋理屋敷

蔵の郷土館齋理屋敷は、宮城県伊具郡丸森町にある博物館です。

蔵の郷土館 齋理屋敷

江戸時代後期から昭和初期にかけて幅広い事業を展開して栄えた豪商、齋藤理助の屋敷と蔵を改装して「蔵の郷土館」として開放したのが齋理屋敷で、2010年に蔵や石風呂などの建造物が国の登録有形文化財に登録されました。

衣類や美術品などが展示されています。

アンティーク調の落ち着ける空間が印象的ですね。

階段

屋敷には2階へ通じる階段がありますが、ものすごく急です。

足を滑らせたり頭をぶつけないように注意しましょう。

屋敷の庭は整備されていて、とても広く感じますね。

展示模型を使い、かつての丸森の街並みを再現した展示室がありました。

白黒の写真を見ると、時代を感じますね。

時の蔵

時の蔵では、大正時代にタイムスリップしたような時を体験できます。

齋理屋敷では「端午の節句」「齋理の歳迎え」「齋理の雛まつり」をはじめ、1年中さまざまな特別企画展が行われているそうです。

8月上旬には、夏の風物詩「齋理幻夜」が行われ、約1000基の絵灯ろうが幻想的な空間を作り出すそうなので、次回はその時期に来てみたいですね。

それでは、また。

大正のロマンを未来へ 山本有三記念館

山本有三記念館は、東京都三鷹市下連雀にある博物館です。

山本有三記念館は、作家・劇作家として知られる山本有三がかつて住んでいた洋館で、現在は、山本有三を紹介する施設として、見学ツアーやイベントを開催しています。

施設内は撮影禁止なので写真はありませんが、内装や調度品は趣向をこらした一流品が置かれ、大正時代の暮らしを見ることができます。

有三記念公園

敷地内には有三記念公園が開放されていて、緑豊かな一画になっていますね。

玉川上水の風の散歩道付近に来た際は、再度来てみたいと思います。

それでは、また。

日本近代彫刻界の巨匠 平櫛田中彫刻美術館

平櫛田中(ひらくし又はひらぐしでんちゅう)彫刻美術館は、東京都小平市にある美術館です。

玉川上水と五日市街道が近くにあり、自然豊かなこの場所で晩年を暮らし、素晴らしい作品を数々残したそうです。

エントランス

晩年の邸宅を記念館として併設し、彫刻の細工の細かさが美しく、ゆったりと見られる美術館です。

撮影禁止のため、購入したハガキをご覧ください。

平櫛田中の書には「60、70ははなたれこぞう、男ざかりは100から100から」とあるように、当時、亡くなった時点では男性長寿日本一の人物だったそうです。

尋牛

禅の悟道「尋牛」は、自らを探し求めてようやく自分を見つけだすことを表しています。

平櫛田中は「何年も彫刻を業としているが、いまだに真の彫刻が分からない私自身の姿だ」と述べていたそうですね。

100歳を超えても創作意欲が衰えなかった平櫛田中の作品を鑑賞できる平櫛田中彫刻美術館。

機会があれば、再度来てみたいですね。