東京に残された自然の博物館 日原鍾乳洞

日原鍾乳洞は、東京都西多摩郡奥多摩町日原にある鍾乳洞です。

日原鍾乳洞

日原鍾乳洞は東京都の奥多摩にあり、車やバスで行くことができますが、一本道なので観光シーズン中は大渋滞が発生し、去年は途中であきらめて引き返したこともあります。

今年はシーズンをさけて9月に入ってから行ってみたところ、混雑しておらず閑散としていました。

湿度計

鍾乳洞の入り口付近は近づくと冷気がすごく、上着一枚多めに持って行ったほうがよいかもしれませんね。

湿度計によると、90%を超える湿気となっていますが、気温は低いので真夏のようなモワモワした感じではありません。

日原鍾乳洞

日原鍾乳洞では、天井から落ちる水滴に含まれる炭酸カルシウムが固まり氷柱のように垂れ下がった鍾乳石や、天井からポタポタ落ちる水滴でたけのこのように地面から伸びる石筍など、数十万年の神秘の鍾乳洞の様子を間近で見ることができます。

ライトアップ

鍾乳洞の内部は狭い場所が多いというイメージがありましたが、開放的な空間もありました。

最も大きな空間の鍾乳洞内ではライトアップもされていて、さらに神秘さが増す演出が行われています。

三途の川

地獄谷の先には、三途の川がありました。あまり渡りたくない川の名前ですね。

日原鍾乳洞

日原鍾乳洞は30分〜1時間くらいで見て回れますが、思ったより広かったと思います。

都指定の天然記念物、真夏でも涼しい日原観光のメインとしてひときわの賑わいを見せる観光スポットの日原鍾乳洞。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

水と緑と奥多摩を再発見 奥多摩 水と緑のふれあい館 前編

奥多摩 水と緑のふれあい館は、東京都西多摩郡奥多摩町原にある博物館です。

奥多摩 水と緑のふれあい館 (2023/02/23)

奥多摩 水と緑のふれあい館は、東京近代水道100周年と小河内ダム竣工40周年の記念として建設された博物館です。奥多摩郷土資料館の跡地となる小河内ダムサイトに1998年建設された水と緑のふれあい館では、小河内ダムや奥多摩の自然に関する展示や、水の大切さを伝える映像シアターなどがあり、水と緑と奥多摩を再発見することができます。

奥多摩 水と緑のふれあい館 ふれあい広場

建物は、鉄筋コンクリート造で地上2階建てです。館内は、らせん状のゆるやかなスロープがあるので、スムーズな見学が可能な構造になっています。

奥多摩 水と緑のふれあい館 水が集まる

水が集まる「小河内ダムと自然」のコーナーは、小河内ダムの秘密と、周辺の豊かな自然を知ることができます。

奥多摩 水と緑のふれあい館 水が集まる 森の四季

森の四季は、樹間をイメージした通路を歩きながら、春夏秋冬それぞれの森の自然の移り変わりの情景を見ることができます。円柱の柱が何本も立ち並び、光の効果と相まって神秘的な雰囲気が漂います。モニターのある幹の前に立つと、自動的に映像が始まります。

奥多摩 水と緑のふれあい館 水が集まる

水が集まるのコーナーでは、ダムの不思議シアターが上映されています。このシアターは、一定間隔で常時放映され、小河内ダムの仕組みと役割について、ジオラマとガラススクリーンを駆使して分かりやすく説明していまう。

奥多摩 水と緑のふれあい館 水が輝く

水が輝く「奥多摩3Dシアター」のコーナーは、迫力ある立体映像で奥多摩の自然を体感することができます。

奥多摩 水と緑のふれあい館 水が輝く

奥多摩3Dシアターでは、小河内ダムや奥多摩の自然の映像を迫力ある立体映像で目の前で楽しむことができます。30分ごとに上映され、毎時00分からは奥多摩の森の不思議編、毎時30分からは水を蓄える森の不思議編が上映されます。マスコットキャラクターのくりんが案内しています。

奥多摩 水と緑のふれあい館

パノラマショップ「ぶなの森」は、奥多摩の名産品を取り揃える売店です。

奥多摩 水と緑のふれあい館

奥多摩の自然を活かしたお土産や、地元で採れた新鮮な食材を使った加工品など、バラエティ豊かな商品が販売されています。売店の横には軽食スペースあり、奥多摩湖を眺めながら購入品を食べることができます。

奥多摩 水と緑のふれあい館

パノラマレストラン「カタクリの花」では、湖水を眺めながら奥多摩の郷土料理を楽しめます。

奥多摩 水と緑のふれあい館

窓の外に広がる奥多摩湖の景色を眺めながら、清流定食や山菜天ぷらなど、奥多摩の郷土料理や、地元の食材を使った料理を楽しむことができます。

奥多摩 水と緑のふれあい館

館内の一角には、東京の水をボトルに入れて持ち帰ることができるウォーターサーバーがありました。このウォーターサーバーは東京都水道局が運営し、東京の水を無料で提供しています。

奥多摩 水と緑のふれあい館

水と緑のふれあい館隣には、隣接する小河内ダムの貯水量を見ることのできるディスプレイが置かれています。訪れた2023年2月は、最も少ない貯水量になった1978年と比較して、十分に貯水されていることが分かります。

奥多摩 水と緑のふれあい館 (2016/09/10)

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

  • 2016/09/10 初版
  • 2023/02/23 更新